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天文学者が恋人に遺した謎、G・トルナトーレ新作『ある天文学者の恋文』

2016年07月28日 18:30  CINRA.NET

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『ある天文学者の恋文』 ©COPYRIGHT 2015 - PACO CINEMATOGRAFICA S.r.L.
ジュゼッペ・トルナトーレ監督の新作映画『ある天文学者の恋文』が、9月22日から東京・有楽町のTOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開される。

『ニュー・シネマ・パラダイス』『鑑定士と顔のない依頼人』などで知られるトルナトーレ監督がメガホンを取った同作は、天文学者エドが恋人で教え子のエイミーに遺した「謎」を巡るミステリー。訃報の後にエドからの手紙や贈り物が届き始めたことをきっかけに謎を探り始めたエイミーが、スコットランドのエジンバラやイタリアのサン・ジュリオ島を訪れ、やがて彼女が封印してきた過去をエドが密かに調べていたことを知るというあらすじだ。

エド役を演じるのは1991年に『運命の逆転』で『アカデミー賞』主演男優賞を受賞したジェレミー・アイアンズ。エイミー役には『007 慰めの報酬』でボンドガールを演じたオルガ・キュリレンコがキャスティングされている。音楽はこれまでもトルナトーレ監督作品の音楽を手掛けてきたエンニオ・モリコーネが担当した。

YouTubeでは同作の予告編が公開。トルナトーレ監督は同作について「僕は、天文学者に憧れがある。彼らは何億年も前に燃え尽きた星の光から多くを学ぼうとする。だから、《死してなおも照らす》ことを知っている」と語っている。