トロロッソのカルロス・サインツJr.は、いまやマクラーレン・ホンダの方が自分たちより速いとして、ドイツGPに持ち込むアップグレードによってマクラーレンを超えるパフォーマンスを発揮したいと語った。
11戦終了時点でコンストラクターズ選手権ではトロロッソが45ポイントで7位、マクラーレン・ホンダが38ポイントで8位となっている。しかしハンガリーGP決勝ではサインツはフェルナンド・アロンソの前のグリッドからスタートしながら、一度抜かれた後はポジションを取り戻すことができず、アロンソのひとつ下の8位でフィニッシュすることになった。
「フェルナンドにスタートで抜かれ、その後、抜き返すことができなかった」とサインツが語ったとF1iが伝えた。
「彼は僕らより0.2秒か0.3秒速かったと思う。3秒以内に近づくことができなかった。彼は僕らとの差をコントロールしていたんだ」
「マクラーレンに追い越されてしまったのは間違いない。まだレースはたくさん残っているし、彼らの開発ペースを考えると、少し心配だ」
「なんとか補っていきたい。できるだけ速く走り、彼らを引きずり降ろせるかどうかみてみるよ」
サインツはドイツGPにSTR11のアップグレードが導入されると明かし、それによるパフォーマンス改善に期待をかけている。
「ドイツでは一歩前進できると期待している。パフォーマンスが向上するはずだ」とサインツ。
「ホッケンハイムをF1マシンで走るのはこれが初めてだから楽しみだよ。シミュレーターにたっぷり乗って準備してきた。だから予想はついている」