マノーのリオ・ハリアントが今週末のドイツGPに出場できる見込みであることが分かった。ハリアントは資金不足のためシートを維持できる保証がないといわれていた。
ハリアントはチームと今季末までの契約を結んでいるものの、資金持ち込みが条件となっている。ハンガリーGPまでの資金しか支払っていなかったといわれていたハリアントだが、マネジメント陣営は資金調達に奔走しており、ドイツGP分は確保したといわれている。マネジメントは8月のサマーブレークの間にシーズン後半分の資金を集めたい考えだ。
一方でマノーはハリアントを外さなければならなくなった場合に備えて、ドライバー候補を考えておく必要がある。すでにマクラーレンのリザーブドライバー、ストフェル・バンドーンの名前が挙がっており、昨年マノーに所属し、今年インディ500で優勝したアレクサンダー・ロッシも候補のひとりだ。しかしロッシの場合、インディカーと日程が重なっているため、マノーに合流できるのは10月以降になるかもしれない。
開発ドライバーで今年GP2に参戦するジョーダン・キングは、F1に参戦するためのスーパーライセンスを取得していない。