トップへ

『栄光のランナー』、ジェシー・オーエンスがオリンピック出場棄権を迫られる本編映像公開

2016年07月26日 17:31  リアルサウンド

リアルサウンド

『栄光のランナー/1936ベルリン』(c)2016 Trinity Race GmbH / Jesse Race Productions Quebec Inc. All Rights Reserved.

 8月11日に公開される映画『栄光のランナー/1936ベルリン』より、本編映像が公開された。


動画はこちら


 本作は、ベルリンオリンピックに出場した陸上選手ジェシー・オーエンスの伝記映画。根深い人種差別の残る第二次大戦前最後のオリンピック、1936年のベルリンオリンピックで、黒人であるオーエンスが偉大な記録を打ち立て、世界中に衝撃を与えるまでの激動の2年間を描き出す。『グローリー/明日への行進』のステファン・ジェイムスが主人公のオーエンス役を演じるほか、『モンスター上司』のジェイソン・サダイキス、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』のジェレミー・アイアンズ、『ブラックブック』のカリス・ファン・ハウテン、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のウィリアム・ハートらが脇を固める。『ブレデター2』のスティーヴン・ ホプキンスがメガホンを取った。


 このたび公開されたのは、ベルリンオリンピック出場の資格を得た矢先、オーエンスにある重大な選択が迫られる本編映像。もうすぐ五輪選考会が行われるというタイミングで、突如オーエンス家を訪れた全米黒人地位向上協会の会長ハリー・E・デイヴィスは、「全米の黒人社会を代表して言うが、行かないでくれ」とオーエンスに相談を持ち掛ける。「君は最高の陸上選手だ。だから強力な抗議になる。同じ問題があればこそ参加すべきじゃない。我々とドイツで迫害される人々が結束するチャンスだ」というデイヴィスの言葉に、オーエンス一家が戸惑う様子が映し出される。(リアルサウンド編集部)