石橋英之の写真展『Presage / Connotations』が、7月29日から東京・六本木のIMA galleryで開催される。
1986年に兵庫で生まれた石橋は、フランス・リールを拠点に活動する写真家。ファウンドフォトを使ったコラージュや、アプロプリエーションの手法を用いた作品を制作している。
同展では、『Presage』と新作『Connotations』の2シリーズおよび両作品の元となった写真のオリジナルコラージュを展示する。
『Presage』は古写真やポストカードの断片を繋ぎ合わせて、コラージュの手法で制作した作品シリーズ。『Connotations』は、詩の言葉やインターネットのハッシュタグ検索で抽出されたイメージなどを用いた作品群となる。
会期中にはオープニングレセプションとサイン会や、石橋、ミヤギフトシ、『美術手帖』編集長の岩渕貞哉を迎えたトークイベントを開催。詳細はギャラリーのオフィシャルサイトで確認しよう。
■石橋英之のコメント
私は、上記のような複雑なプロセスを経て完成したこれらのイメージを鑑賞者が見る事で、イメージが氾濫する今だからこそ、純粋に、ものを見るという行為の多義性を考え直す為の時間を与えたかったのです。