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HiHi Jets、Love-tune、天才Genius…『サマステ』を盛り上げる注目のジャニーズJr.内ユニット

2016年07月26日 07:01  リアルサウンド

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 今年に入り、ジャニーズJr.の活動が活発だ。4月からは、ジャニーズJr.の冠番組であるバラエティ『イマドキ男子冒険バラエティ 真夜中のプリンス』(テレビ朝日系)もスタートし、盛り上がりをみせている。中でも平野紫耀・永瀬廉・高橋海人のMr.KINGは、テレビ朝日・六本木ヒルズの夏の恒例イベント「SUMMER STATION」の応援サポーターに今年も抜擢された。そして、昨年、「サマステ『ガムシャラ!VS公演』」と称していたイベントが、『サマステ ジャニーズキング』として今年も開催されている。その公演名からも分かる通り、Mr.KINGはメインキャストとして公演全体を盛り上げ、多くのジャニーズJr.が出演。今回は、その出演ユニットの中でも比較的新しく結成された注目のジャニーズJr.ユニットについて見てみたいと思う。


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■HiHi Jets


 ジャニーズの伝統とも言える、ローラースケートを履いたパフォーマンスが武器の7人組であるHiHi Jets。はじめは橋本涼・井上瑞稀・羽場友紀・猪狩蒼弥の4人が「HiHi Jet」として集められ、舞台『JOHNNYS’ World -ジャニーズ・ワールド-』の制作会見に橋本と井上が登場。作中でも華麗なローラースケートでのパフォーマンスを披露した。その後『サマステ ジャニーズキング』に出演するにあたり、新しく高橋優斗・作間龍斗・五十嵐玲央・浮所飛貴の4人が加わり、HiHi Jetsにグループ名が変わったのだ。そんな彼らは、ジャニーズJr.の中では珍しく、「HiHi JET」「HI HI JET TO THE MOON」というオリジナル曲をすでに持っている。また、ユニット名も「メンバーの頭文字を取る」というジャニー喜多川氏お得意のネーミングに、「Johnnys Entertainment Team」の略称・Jetがついた名前。事務所的にもチカラを入れているグループだということが分かる。実際、ファンの間では「東京オリンピックの応援サポーターを狙ってるのでは?」と言われているほどであり、今一番注目したいユニットではないだろうか。


■Love-tune


 ダンスと歌だけではなく、バンド演奏もできるグループとして誕生したLove-tune。もとは安井謙太郎がボーカル、真田佑馬がギター、森田美勇人がベース、萩谷慧悟がドラムという役割で集められ、『ジャニーズ銀座2016』に出演していた。しかし、2016年の舞台『DREAM BOYS』の製作発表会見にて長妻怜央、諸星翔希、阿部顕嵐が加入することが発表され、7人組となった。そんなLove-tuneはジャニーズJr.歴が比較的長いメンバーが揃っており、見ていて安心感がある。さらに、グループ内でのキャラクターの住み分けもなされているのではないだろうか。安井はMC、真田は芝居、森田はダンス、萩谷は楽器、諸星はお笑い、長妻と阿部はビジュアルと各々武器をしっかり持っているのだ。これまで個々で活動してきた彼らがグループを組むことで、新しい魅力を発揮してくれることに期待したい。


■天才Genius


 V6の井ノ原快彦も自身のラジオ番組『V6 Next Generation』(JFN系)2月6日放送回で「同じじゃん、意味」とツッコんだほど、インパクト大なグループ名である天才Genius。同番組に出演していたA.B.C-Zの戸塚祥太曰く「Geniusだとわかんないから『天才』つけたらしいっすよ」とのことだ。ジャニー喜多川氏が天才と称するのもうなずけるほど、メンバーにはそれぞれ天才的な部分がある。村木亮太は「凡才の天才」。何でもオールマイティにこなす村木は、ジャニー喜多川氏や振付師からもイジられるなど、誰からも愛される才能も持っている。本高克樹は「数学の天才」。2016年2月号の『WiNK UP』(ワニブックス)では、全国模試の数学で100点を取ったこともあるとコメントしている。菅田琳寧は「アクロバットの天才」。『ガムシャラ!VS公演』でも華麗なるアクロバットを披露していた。才能あふれる彼らのポテンシャルがあれば、今後飛躍的に活躍をしていけるのではないだろうか。『サマステ ジャニーズキング』ではジャニーズJr.の松田元太と松倉海斗も加わり、さらなる天才っぷりを見せてくれるだろう。


 チケットが入手しづらいイベントがあり、冠番組の評判も上々、間違いなく今、ジャニーズJr.が盛り上がりをみせている。そしてここ最近は、ジャニーズJr.内のグループも頻繁に誕生。次はどのグループがデビューへの道を掴むのだろうか。今のうちからしっかりチェックしておきたいものだ。(高橋梓)