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MACO、『SUMMER STATION』で届けた“恋する歌声” 新曲「love letter」サプライズ初披露

2016年07月25日 18:31  リアルサウンド

リアルサウンド

MACO

 MACOが7月24日、六本木ヒルズアリーナ特設ステージにて行われた『コカ・コーラ SUMMER STATION』に出演した。これは、7月16日から8月28日までの計44日間開催される『テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION』のアトラクションの一環として行われている音楽ライブ。連日さまざまな人気アーティストが出演するステージに、この日MACOが登場した。


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 MACOは先日、9月21日に新アルバム『love letter』をリリースすることを発表したばかり。真っ白なワンピースに赤いハートのピアスを身につけ、“ラブレター”を彷彿とさせる衣装でステージに現れると、アルバム『FIRST KISS』から「アタシノスキナヒト」、「We Gonna Be Happy」を続けて披露した。「サマステ! 盛り上がっていきますよー!」というMACOの掛け声に、オーディエンスも立ち上がり手拍子で応じた。曲中ではおなじみのコールアンドレスポンスも飛び出し、多くのファンがこの特別なライブに駆けつけたようだ。


 MCでは、MACOが「ありがとうございます! 改めまして、“恋する歌声みんなに届け”シンガーソングライターのMACOです」と元気よく挨拶。「みんなノリはどんな感じ? 東京でライブするのは約4カ月ぶりと久々なので緊張していますが、みんなと楽しい時間を過ごしていきたいと思います」とコメントし、MACOの代名詞ともいえる恋愛ソングを次々と披露した。


 タイトルコールの際にオーディエンスから歓声があがった「ふたりずっと」や「LOVE」といった多幸感あるミディアムナンバーから、「Kiss」「恋心」のようなせつないバラードまで、屋外のスペースに設けられた開放的な空間にMACOの伸びやかな歌声が響き渡った。この日のライブの観覧はフリー。その歌声に引き寄せられるように、イベントに遊びに来ていた来場者も次々とステージへ足を運んでいた。


 「恋心」を歌い終えたMACOが「早いもので次の曲が最後になってしまいました」と告げると、オーディエンスから終わりを惜しむ声があがった。「やだ? さみしい? MACOもさみしい! だけど、とっておきの曲を持ってきました!」と、6月10日にリリースされた配信シングル曲「恋人同士」を披露。夏にふさわしいアップテンポなサウンドが、この日のステージの最後を盛り上げた。


 しかし、ここで終わりかと思いきや、MACOが「まだ歌ってもいいですか?」と新アルバム表題曲「love letter」をこの場で初披露することをサプライズで発表。会場に大きな歓声が沸き起こるなか、MACOは「ここに立たせてもらうことが嬉しすぎて、歌うことが決定しました! すごくキュートでポップな曲なので、ぜひみなさん体を横に揺らして聴いてもらえたらと思います!」と紹介し、同曲を披露した。シャッフルのリズムにのせた軽快なラブソングは、またMACOの新たな境地を見出した一曲だった。秋にはアルバムリリースとともに全国ツアーの開催も控えている。MACOが新たな“恋する歌声”を届けてくれることが待ち遠しくなるステージだった。(久蔵千恵)