2016年F1ハンガリー決勝で、ルノーのケビン・マグヌッセンは15位、ジョリオン・パーマーは12位だった。
■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム
ケビン・マグヌッセン 決勝=15位
この週末、クルマのフィーリングは間違いなく良かったよ。スーパーソフトを履いた最初のスティントはまずまずだった。うまくタイヤをいたわって、そのセットでかなりの周回数を走れたんだ。
ただ、残念なことに、僕はスタートが良くなくて、最初にいくつかポジションを下げていた。週末を通じて、スタート練習はずっとうまく行っていただけに、あれは悔しかったね。
ずいぶんプッシュして、失った順位もある程度までは取り戻した。ところが、同じスーパーソフトを使った第2スティントは、期待したほどのペースでは走れず、レース終盤は(ロマン・)グロージャンと(エステバン・)グティエレスの後方で過ごすことになった。
ともあれ、ペースが改善されたのは確かだから、これをシーズンの残りのレースにも引き継いで行ければいいと思っている。
ジョリオン・パーマー 決勝=12位
心底ガッカリしているよ。僕のF1での初ポイントは、手の届くところにあったのだから。クルマは良かったし、僕は10位以内には十分に入れる位置を走っていた。
そして、ターン4でいつもと同じようにターンインしたら、どういうわけか大きくリヤが流れてコントロールを失った。それほど頑張っていたわけでもなく、むしろタイヤをいたわりながら走っていたんだけどね。
あのスピンを防ぐために何かできることがあったかどうか、エンジニアと一緒にデータをよく調べてみる必要がある。あの時点で僕は10位を走っていて、もう予定のピットストップも終えていたし、前後のドライバーに対する相対的なペースも良かった。
いずれにしても、この週末、僕らが大きく進歩したことは間違いないようだ。実際、今日の僕のドライビングは、キャリアを通じてのベストと言ってもいいほどだった。たった一度の小さなスピンで、ポイントを取り逃がしさえしなければね。
今日の出来事は本当にショックだったけど、ホッケンハイムではこれと同じ位置か、あるいはもう少し上の順位を争えるだろう。
(ニコ・)ヒュルケンベルグと同等のペースがあり、無理して走ってもいなかった。ひやっとするような瞬間もなく、すべてをうまく管理していたのに、急にマシンのコントロールを失った。全くわけが分からない。それまでと同じラインで、同じスピードで走っていたのだが。
あのコーナー以外は今週末は完璧だったのに。僕のベストレースになるはずだったのに。すべてがうまくいっていたけど、なぜかあそこでクルマが態勢を崩した。ショックを受けている。でも、運には恵まれなかったけど、速さがあるということは分かったのはいいニュースだ。