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マノー「戦略を分けたが、どちらも機能せず」:ハンガリー日曜

2016年07月25日 12:41  AUTOSPORT web

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2016年第11戦ハンガリーGP リオ・ハリアントとパスカル・ウェーレイン(マノー)
2016年F1ハンガリーGP決勝で、マノーのパスカル・ウェーレインは19位、リオ・ハリアントは21位だった。

 
■マノー・レーシングMRT
パスカル・ウェーレイン 決勝=19位
 とても難しいレースだった。週末のかなり早い段階から、ここが僕らのクルマに合ったコースではないことは明らかだったし、それが今日の結果にも表われたのだと思う。
 
 スタートはとてもうまく行って、17位まで浮上した。その後、(ジェンソン・バトンのトラブルで)もうひとつ順位を上げたものの、僕らのクルマではそのポジションを守ったり、さらに上位を目指して戦ったりすることはできなかった。そうしたファクターがありながら、ザウバーを背後に抑えられたのは、ポジティブなことだったと思う。だけど、全体としては、やはり残念なパフォーマンスだった。
 
 来週は僕にとって、ものすごく忙しくてエキサイティングな週になるだろう。とりあえず、夏休みに何をしようかなんて考えは、しばらく脇へ置いておくよ。ホッケンハイムでのレースを全力で戦って、僕にとって初のF1でのホームレースという経験をエンジョイしたいからね。僕らのクルマが、あのサーキットには合っていることを心から願っている。コース自体は何度もドライブしたことがあるし、あそこでレースをするのは大好きなんだ。
 
リオ・ハリアント 決勝=21位
 今回もパスカルと僕とで戦略を分けた。チームとして成績を残せる可能性を最大にするためだ。ただ、結果的には、どちらの戦略も機能しなかった。今日はリタイアが1台だけだったし、クルマのパフォーマンスという点でも、ここではこれが精一杯だったんだ。
 
 レース序盤はかなり好調で、これなら1ストップの戦略が機能するかもしれないと思った。だけど、当然のことながら、ミディアムタイヤでのペースがあまり良くなかった。デグラデーションはソフトよりずっと軽くて、そこは良かったんだけどね。いずれにしても、自分たちの戦略が機能する可能性が少しでもあるのなら、まわりのクルマとは違う戦略を試すのは良いことだと思っている。