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『バンコクナイツ』プレミアやアピチャッポン特集も 「爆音映画祭2016 特集タイ|イサーン」開催

2016年07月25日 12:21  リアルサウンド

リアルサウンド

「爆音映画祭 2016 特集タイ|イサーン」

 9月27日から10月1日にかけて、Shibuya WWWとShibuya WWWXにて、「爆音映画祭2016 特集タイ|イサーン」が開催されることが決定した。


参考:映画館は作り手の“情熱”をどう伝える? 『TOO YOUNG TO DIE』極上音響上映の意義


 爆音映画祭は、音楽ライヴ用の音響機材を使って極上の音響と音量で映画を上映する映画祭で、東京では、2014年の閉館までは吉祥寺バウスシアターを拠点に、2016年4月にはYEBISU GARDEN CINEMAで坂本龍一セレクションによる特集が実施された。


 今回の「爆音映画祭2016 特集タイ|イサーン」は、タイの“イサーン地方”に焦点を当てた音楽と映画の特集。最終日となる10月1日には、イサーン地方が主要のロケ地で、第69回ロカルノ映画祭インターナショナル・コンぺティション部門への正式出品が決まった空族・富田克也監督の最新作『バンコクナイツ』の爆音上映・東京プレミアが決定。上映後には、『サウダーヂ』に引き続き空族とタッグを組んだ山梨のヒップホップ・クルーstillichimiyaのミニライブや、富田監督、脚本の相澤虎之助、DJユニットSoi48、爆音映画祭主宰の樋口泰人らによるトークショーも開催される。


 さらに、イサーン地方出身の映画監督アピチャッポン・ウィーラセタクンの3作品を上映。最新作『光りの墓』をはじめ、これまでの監督特集でもなかなか上映されることがなかった長編『アイアン・プッシーの大冒険』と、中・短編で構成される「アートプログラム」がラインナップされている。


 そのほか、『バンコクナイツ』にも出演しているタイの人間国宝アンカナーン・クンチャイらによる、“モーラム”と呼ばれるイサーン独自の音楽を生で体感できるライブや、今回の映画祭のために取り寄せられ字幕がつけられた、イサーン地方が舞台のタイ映画6本が限定上映される。


 なお、前売り券はイープラス、ファミリーマートにて8月12日午前10時より販売が開始される。


「爆音映画祭 2016 特集タイ|イサーン」
9月27日(火):モーラムユニット・ライヴ(ポー・サラートノーイ、アンカナーン&プロイ・クンチャイ、ポンサポーン・ウパニ)、井手健介、attc vs Koharu、DJ(Soi48)
9月28日(水):爆音上映 タイ・イサーン特集 3プログラム予定
9月29日(木):爆音上映 タイ・イサーン特集 3プログラム予定
9月30日(金):爆音上映 アピチャッポン・ウィーラセタクン特集 3プログラム
『光りの墓』、『アイアン・プッシーの大冒険』、『アートプログラム<中・短編集>』
10月1日(土):爆音上映 タイ・イサーン特集 『モンラック・メーナム・ムーン』、WWWXOpeningSeriesスベシャル・イヴェント 『バンコクナイツ』東京プレミア爆音上映、ミニライブ:stillichimiya
トーク:空族、Soi48、樋口泰人、その他予定
※会場は10/1のみWWW X、その他はWWWで開催。