F1ハンガリーGPのスチュワードは、予選Q3終盤の黄旗について審議するため、最速タイムを記録したニコ・ロズベルグを呼び出している。
フェルナンド・アロンソがターン9でスピンしたことにより、現場では2本のイエローフラッグが振られていた。そのためルイス・ハミルトンはタイム更新をあきらめ、スローダウンしている。
しかし、ロズベルグは該当セクターで自己ベストを記録してハミルトンを逆転、ポールポジションを獲得した。ルールでは、ダブルイエローが振られている場合、ドライバーはいつでも止まれるようにスローダウンする必要があり、追い越しは禁止とされている。
ロズベルグは黄旗区間では減速したと主張しており、スチュワードは当初イエローフラッグについて問題とみなしていなかったが、結局ロズベルグは予選終了から3時間後に召喚されることになった。