7月23日、スポーツランドSUGOでスーパーGT第4戦の公式予選が行われたが、その予選後、LEON CVSTOS AMG-GTをドライブする黒澤治樹のGT参戦100戦を祝うパーティがキッズピットウォークで行われた。
名ドライバー、黒澤元治さんの息子である治樹は、イギリスF3等に参戦しステップアップを果たし、2002年にはJGTC全日本GT選手権にGT500クラスの綜警マクラーレンで参戦。その後ヴィーマック等を駆りGT300クラスを中心に活躍をみせ、2012年からはメンズファッション誌『LEON』とコラボしたチームでメルセデスベンツを駆り活躍。今季開幕戦岡山では、蒲生尚弥と組んでひさびさの勝利を飾った。
そんな治樹は、いつもピットウォークでは椅子に座りファンのサインに応じているシーンが印象的だが、この日も同様にキッズピットウォークで子どもたちのサインに応えていた。しかし、突如うしろからクラッカーが。治樹の参戦100戦を祝うサプライズパーティが始まったのだ。
周囲には同じメルセデスベンツAMG GT3を駆るドライバーたちが詰めかけ、治樹の100戦を祝ったが、「全然気付かなかった!」と本人はかなり驚いていた様子。プレゼントを渡されると、笑顔で受け取った。
「今回100戦ということで、参戦200戦……は達成できるかどうか分かりませんが、これからもがんばります!」と意気込みを語った治樹。今後は“グレーデッド・ドライバー”として、まだまだチームを牽引する存在として活躍をみせてくれそうだ。