2016年F1ハンガリーGPの金曜プラクティスで、マノーのパスカル・ウェーレインは21位/21位、リオ・ハリアントは20位/22位だった。
■マノー・レーシングMRT
パスカル・ウェーレイン フリー走行1=21位/2=21位
FP1でいくつか問題があり、セッション終わりに予防措置としてエンジンを交換する決断を下した。午前中はたった9周しか走行できなかったので、交換し、問題の調査を続けて、午後には有意義な走行を行えるようにするというのは、正しい判断だった。
クルーがマシンを素早く修復するために素晴らしい仕事をしてくれた。おかげでFP2のスタートこそ逃したが、残りのセッションは走行できた。コースに戻れて本当によかった。
金曜日の終わりの段階としては、さほど悪い状況ではないけれど、今夜とFP3でやるべき作業は残っている。このトラックで自分たちの実際の立ち位置がどのあたりなのか、判明するのはその後だ。
ここにいくつかのアップデートを投入している。予選後には、それらがどれだけの助けになっているのかが、より明らかになってくるだろう。だからいつもの金曜日と同じく、今後の様子を見ていくよ。
リオ・ハリアント フリー走行1=20位/2=22位
このトラックに来る前から、僕らにとっては厳しい週末になるとわかっていた。ハイダウンフォースサーキットだし、これは僕らに欠けている箇所で、まさにそのギャップを縮めようと開発プログラムで取り組んでいるところだ。
FP1からFP2にかけて大きく前進できたと思う。ラップタイムも改善していて、ザウバーとルノーに近付きつつあるね。
FP2終盤にはタイヤのデグラデーションをより理解するためにロングランを行った。今週末はすごく気温が高いので、タイヤを温めて温度を保つことに苦労することはないだろう。僕らはここで多少ながらも良い状態にあると思いたいが、データを分析しタイヤの管理ができるように明日に向けてセットアップの方向性を決定していく必要がある。