2016年F1ハンガリーGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは7位/7位、ジェンソン・バトンは8位/8位だった。
この日、チームは両車に新しいコンポーネントを装着して評価作業を行うとともに、ハンガロリンクの新しい舗装にマシンを適応させていった。FP1ではふたりとも神経質なリヤエンドのバランスに苦労したものの、FP2の終わりまでには改善が見られたと述べている。一日を通してセットアップコンポーネントを多数変更、新しいフロアとフロントウイングなど様々なパーツをテストした。FP1の終わりにアロンソのパワーユニットにデータ上、異常が発見されたため、交換が行われた。しかし走行時間のロスはほとんどなく、セッションを無事に走り切っている。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
走行プログラムに関しては、うまくいった一日だった。FP1とFP2のほとんどを、2台は順調に走った。大きく前進し、一日の終わりにはドライバーはふたりともハンドリングバランスに満足であると報告している。
ハンガロリンクの曲がりくねったレイアウトは、他のほとんどのサーキットのレイアウトより、我々のマシンのパフォーマンス特性に合っていると思われる。常に平然と構え、チャンスが訪れれば必ずつかみたい。
心強いスタートができたので、今日集めたデータを早急に分析し、ここからさらに改善していく。明日の予選で、2台揃って日曜に入賞争いをするのに有利なグリッドを確保することが目標だ。