映画『お父さんと伊藤さん』の予告編が公開。あわせてエンディングテーマが、ユニコーンの新曲“マイホーム”になることがわかった。
『お父さんと伊藤さん』は『第8回小説現代長編新人賞』を受賞した中澤日菜子の同名小説が原作。書店のアルバイト店員・彩と、離婚経験がある20歳年上の恋人・伊藤さんが同棲しているアパートに彩の父が転がり込んできたことから、3人の共同生活が始まるというあらすじだ。監督は『ふがいない僕は空を見た』『四十九日のレシピ』などのタナダユキ。
エンディングテーマとなる“マイホーム”は、8月10日にリリースされるユニコーンのニューアルバム『ゅ 13-14』の収録曲。予告編には同曲の一部が使用されているほか、上野樹里演じる彩、リリー・フランキー演じる伊藤さん、藤竜也演じる父による日常の模様が映し出されている。
なおユニコーンが同曲について語るインタビュー動画もYouTubeで公開中だ。
■タナダユキ監督のコメント
これは主人公の彩の顔で終わる映画になるだろうということは最初から思っていて、その時に女の人の声で彩の背中を押すのはちょっと違うかな、今作に関しては、いい感じに嫌な感じになるなと(笑)と感じていました。伊藤さんくらいの世代のアーティストの方の声で、どこか遠くで見守っている感じの曲がいいんじゃないかな、と。ままならない人たちをままならないまま受け止めてくれる、でも優しいだけじゃない目線のある曲だと思います。中学生の頃からユニコーンの大ファンだったので、今でも信じられず、とても幸せです。