トップへ

ユニコーン、上野樹里主演『お父さんと伊藤さん』エンディングテーマ担当に 楽曲を使用した予告編公開

2016年07月21日 08:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『お父さんと伊藤さん』(c)中澤日菜子・講談社/2016映画「お父さんと伊藤さん」製作委員会

 10月8日に公開される上野樹里主演映画『お父さんと伊藤さん』のエンディングテーマをユニコーンが担当することが決定し、あわせて楽曲入りの予告編が公開された。


動画はこちら


 本作は、劇作家・中澤日菜子の小説家デビュー作を、『ふがいない僕は空をみた』『ロマンス』のタナダユキ監督が映画化した人間ドラマ。自分のペースで日々の暮らしを大切に生きる34歳の彩、54歳の彩の彼氏・伊藤さん、74歳の彩のお父さんによる共同生活を描く。主人公・彩役を上野樹里、彩の彼氏・伊藤さん役をリリー・フランキー、彩のお父さん役を藤竜也がそれぞれ演じる。


 ユニコーンがエンディングテーマとして楽曲提供をしたのは、8月10日リリースされるニューアルバム『ゅ 13-14』に収録される「マイホーム」。奥田民生は楽曲について、「歌詞のついていないタイミングで、ほのぼのとした感じがしましたね」と語り、EBIは映画について、「両親が仕事を引退して、今まで考えなくてもよかったことを考えさせられる今日この頃なんですが、家族の在り方というものを考えさせられるいい映画でした」とコメントを寄せている。


 公開された予告編では、お父さん、伊藤さん、彩による3人の共同生活の模様が、ユニコーンによるエンディングテーマ「マイホーム」に乗せて描かれる。


 メガホンを取ったタナダユキ監督は、「これは主人公の彩の顔で終わる映画になるだろうということは最初から思っていて、その時に女の人の声で彩の背中を押すのはちょっと違うかな、今作に関しては、いい感じに嫌な感じになるな(笑)と感じていました。伊藤さんくらいの世代のアーティストの方の声で、どこか遠くで見守っている感じの曲がいいんじゃないかな、と」とコメント。ユニコーンの楽曲については、「ままならない人たちをままならないまま受け止めてくれる、でも優しいだけじゃない目線のある曲だと思います。中学生の頃からユニコーンの大ファンだったので、今でも信じられず、とても幸せです」と語っている。(リアルサウンド編集部)