2016スーパーフォーミュラ第3戦富士 ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦富士で予選トップ3に入ったストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が、予選の戦いを振り返るとともに決勝レースへの展望を語った。
●ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
予選ポールポジション
とてもよい予選だった。練習走行からクルマも速かったし、予選に期待していたんだ。路面がすごくすべりやすい状況だと分かっていたので、その状況なら自分たちにもチャンスがあるかなと思っていた。
Q1もいい感じでアタックできて、Q2の方が若干難しかったけど、Q3はどんどん路面が乾いて行く状況で、最後のアタックでプッシュできてポールポジションを獲ることができたよ。スーパーフォーミュラでポールポジションを獲得できて、本当にハッピーだ。
富士を走るのは初めてだけど、たぶん、日本のサーキットの中でも富士はヨーロッパのトラックと似たような感触があるので、すぐに慣れることができたんだ。ここまでは安定して走ることができているけど、ドライでは走っていないので、明日ドライになったらまたどうなるかわからない。ベストを尽くすよ。
●石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)
予選2番手
今日の結果はとても悔しいです。朝のフリー走行のように雨量が多い状態だと、ウエットタイヤを使いこなすのが難しい状況でした。うちのクルマに関してはウエットでの戦闘力が低いと感じていたんですが、予選までにチームがクルマを良くしてくれたことに感謝しています。
予選は走り出しから感触がよく、ポールを狙える感触は得ていました。Q3のラストアタックでドライコンディションに適した走行ラインを見つけられなかったことが今回の敗因だと考えています。自分のアタックを終えた後で、ターン13はドライ向きの走行ラインを走ったほうが速いとうことに気づきました。今回はそこに尽きます。
ストフェル選手に関して、初めて走る富士でポールポジションを取ったことは素直にすごいと思うし、自分に足りないところも見えました。ただ、明日は負けないように頑張ります
●ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
予選3番手
路面コンディションがめまぐるしく変わるなかで、良いセットアップを見つけるのがすごく難しかった。特に今朝はグリップがなく、クルマをコース上に留めることで手一杯だったよ。
予選に関してはストフェルのすぐ後ろを走り、セクター3で彼は僕とは異なる走行ラインを走っていたんだ。今日の結果には満足しているよ。明日は長いレースになる。どうなるか楽しみだね。