MotoGP第9戦ドイツGP、MotoGPクラスは、ドイツのザクセンリンクで2日目の予選を行ない、マルク・マルケス(ホンダ)が1分21秒160でポールポジションを獲得した。
マルケスは3回のフリー走行で総合トップに立ちQ2に進出。ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)はフリー走行総合で15番手に終わり、初めてQ1からQ2進出をねらうことになった。
総合11番手以下のライダーによって争われるQ1でトップに立ったのはダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、ロレンソも2番手でQ2進出の権利を得たものの、Q1の終了間際に8コーナーで転倒を喫してしまった。
12名のライダーによって争われたQ2では、1回目のアタックでマルケスが1分21秒797のファステストを記録するが、マルケスを背後でぴったりとマークしていたエクトル・バルベラ(ドゥカティ)が1分21秒633とファステストを更新する。しかし、マルケスは続く周回で1分21秒581を記録、バルベラを逆転してトップを奪還する。
そして、マルケスは2回目のアタックの最後にファステストを更新する1分21秒160を記録、今シーズン4回目、ザクセンリンクではMotoGPクラスにステップアップした2013年から4年連続ポールポジション獲得となる。
2番手に1分21秒572でバルベラがMotoGPベストグリッドを獲得。3番手に1分21秒666でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が続いた。ロッシは1回目のアタックでこのタイムを記録、2回目のアタックで短縮をねらったが、集団の中でのアタックとなり、クリアラップを取ることができなかった。
4番手に1分21秒666でQ1からQ2に進出したペトルッチがジャンプアップ。5番手に1分21秒738でポル・エスパルガロ(ヤマハ)、6番手に1分21秒784でマーベリック・ビニャーレス(スズキ)、7番手に1分21秒858でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、8番手に1分21秒883でアレイシ・エスパルガロ(スズキ)、フリー走行4回目でトップタイムを記録していたアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)はQ2の序盤に1コーナーで転倒、1分21秒890で9番手に終わった。10番手に1分21秒892でダニ・ペドロサ(ホンダ)。
ロレンソはQ1に続いてQ2でも転倒を喫し、ウイーク通算3回目の転倒。1分22秒088で11番手と今季ワーストグリッドとなった。ヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)が1分22秒346で12番手に続き、ここまでがQ2の順位でグリッドを決定。
以下、Q1の結果順にカル・クロッチロウ(ホンダ)が1分21秒783で13番手、ブラドリー・スミス(ヤマハ)が1分21秒994で14番手、スコット・レディング(ドゥカティ)が1分22秒236で15番手。
前戦のウイナー、ジャック・ミラー(ホンダ)は1分22秒382で16番手。ホームレースのステファン・ブラドル(アプリリア)は1分22秒493で17番手。18番手に1分22秒567でユージン・ラバティ(ドゥカティ)、19番手に1分22秒670でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、20番手に1分22秒860でロリス・バズ(ドゥカティ)、21番手に1分23秒075でティト・ラバット(ホンダ)の順となった。