2016年07月16日 19:01 リアルサウンド
『ハンナ・アーレント』のマルガレーテ・フォン・トロッタ監督最新作『生きうつしのプリマ』より、本編映像の一部が公開された。
本作は、トロッタ監督が『ハンナ・アーレント』のバルバラ・スコヴァと再びタッグを組んだミステリー。主人公のゾフィが、亡き母エヴェリンに瓜ふたつのオペラ歌手カタリーナの存在を知ったことをきっかけに、母の真実の姿に直面する模様を描く。スコヴァがカタリーナとエヴェリンを1人2役で演じるほか、『帰ってきたヒトラー』のカッチャ・リーマン、『愛を読むひと』のマティアス・ハービッヒらが出演する。
このたび公開されたのは、リーマン演じるゾフィが、オペラ歌手のカタリーナの謎を探るため、カタリーナの母ローザが住む介護施設を訪れるシーン。認知症で記憶が曖昧なローザが、ゾフィから渡された写真を目にし、「私のエヴェリン。私の所に隠れていたの」と突然泣き出す模様が描かれている。(リアルサウンド編集部)