計測1周目から、バンドーンは好タイムを記録。1分45秒台でトップに立つと、翌周には44秒277にベストタイムを更新。2番手に入ったアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)に約1秒の差をつけた。その後、セッション前半はあまり大きなタイムの更新がなく進んでいったが、数周走行を重ねてタイヤが温まりだすと、各車とも自己ベストタイムを更新。午前中にトップタイムを記録した小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)や石浦宏明(P.MU/CERUMO·INGING)がロッテラーに続くタイムを記録していく。
残り時間が7分を切ったところで、2度目のアタックが始まると、ノックアウトゾーン付近にいた中嶋大祐、ベルトラン・バゲットのNAKAJIMA RACINGの2台やジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)らも大きくタイムを削ってくる。オリベイラは3周連続アタックで1分44秒188までタイムを縮め、ロッテラーをかわし2番手に浮上した。
セッション開始直後からトップタイムを譲らなかったバンドーンは、終盤に1分43秒343までタイムを縮め1位でQ2へ進出。以下、オリベイラ、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、ロッテラー、石浦、小林がトップ6に入り、ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS)、ジェームス・ロシター(KONDO RACING)、国本雄資(P.MU/CERUMO·INGING)、大祐、塚越広大(REAL RACING)、山本尚貴(TEAM 無限)、一貴、バゲットがQ2進出を果たした。
中山雄一(KCMG)、ウィリアム・ブラー(KONDO RACING)、伊沢拓也(REAL RACING)、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、小暮卓史(DRAGO CORSE)がノックアウトとなった。