『ファインディング・ドリー』同時上映短編　小鳥のシギが主人公『ひな鳥の冒険』本編映像公開

　7月16日より公開される『フェインディング・ドリー』より、同時上映の短編アニメーション『ひな鳥の冒険』の本編映像が公開された。

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　過去11回アカデミー賞にノミネートされており、3作品で受賞を果たしているピクサーの短編アニメーションは、次世代を担うクリエイターの登竜門としても注目されている。『ファインディング・ドリー』と同時上映の『ひな鳥の冒険』は、1997年にピクサーに入社し、『トイ・ストーリー2』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』などでアニメーターを担当したアラン・バリラーロが監督を務めた。

　『ひな鳥の冒険』は、幼い子鳥（シギ）が、海岸線で食べ物を得るために、生まれて初めて巣を出て冒険する模様を描く。このたび公開された本編映像では、怖がりな子鳥が生まれて初めてエサを探しに海に向かう模様が描かれている。

　バリラーロ監督は、シギを主人公にした理由を「アニメーターとして普段からあらゆるものがキャラクターに見えるんだけれど、ビーチでランニングをしている時に鳥と打ち寄せる波を観て、この映画のアイデアを思いついた」と明かし、「実は、この映画のストーリーは、3人の子どもを持つ親である、僕自身のとても個人的な物語でもあるんだ。いい親とはどういうものなのか、どうやって子どもに恐怖を乗り越えさせるのか。そういったものを伝えたかった。みなさんが楽しんでくれることを祈っているよ」とコメントしている。（リアルサウンド編集部）