2016年07月15日 12:11 リアルサウンド
『アリスのままで』のジュリアン・ムーアが主演を務める映画「Freeheld」の邦題が、『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』に正式決定し、あわせてポスタービジュアルが公開された。
参考:法改正を求めるLGBT女性たちの闘いを描く『ハンズ・オブ・ラヴ』特報映像公開
本作は、第80回アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞した短編映画『フリーヘルド』をもとに、『フィラデルフィア』のロン・ナイスワーナーが脚本を手がけ、『キミに逢えたら!』のピーター・ソレットがメガホンを取った人間ドラマ。余命半年の宣告を受けた刑事のローレルが、同性のパートナーであるステイシーのために、権利を求め、制度の改正を求め闘う模様を描く。主人公ローレル役のムーアをはじめ、プロデューサーにも名を連ねる『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジ、『マン・オブ・スティール』のマイケル・シャノン、『フォックス・キャッチャー』のスティーヴ・カレルらが出演する。
このたび公開されたポスタービジュアルには、“愛があなたを強くする”のコピーとともに、ムーア演じるローレルとペイジ演じるステイシーが寄り添う姿が捉えられている。
主演のムーアは、本作でローレル役を演じるにあたり、「とても素敵な物語で、どうしても私がやらなければと感じたの。愛は、どんな人間にとっても人生の大切なパートを為すものだと思う。だれにとっても、どんな時代でも、その権利を阻むなんて馬鹿げているわ。人と人を惹きつけるもの、そしてずっと一緒にいさせるものはいつも不思議な何かなの。誰かと出会って、そんな風に本当の意味で恋に落ちるっていうのはとても珍しいことだと思うわ。それこそみんなが素晴らしいと思って大切にしてほしい」とコメントしている。(リアルサウンド編集部)