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アカデミー賞外国語映画賞ノミネート『ある戦争』ビジュアル公開 主人公の“2つ”の姿をとらえる

2016年07月14日 22:41  リアルサウンド

リアルサウンド

『ある戦争』(c)2015 NORDISK FILM PRODUCTION A/S

 第88回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたデンマーク映画「A WAR」が、『ある戦争』の邦題で、10月に公開されることが決定。あわせてメインビジュアルが公開された。


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 本作は、監督作『シージャック』や『偽りなき者』『光のほうへ』などのトマス・ヴィンターベア監督作品の脚本を手がけたトビアス・リンホルムによるヒューマンドラマ。駐留するアフガニスタンのパトロール中にタリバンの襲撃を受け、部下の命を守るため空爆命令を行った結果、11名の民間人の命を奪ってしまった、デンマーク軍の部隊長クラウスの苦悩を描き出す。


 『LUCY/ルーシー』のピルー・アスベックが主人公クラウス役を演じるほか、『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』のツヴァ・ノヴォトニー、『メン&チキン』のソーレン・マリン、『エクソダス:神と王』のダール・サリムらが共演に名を連ねる。


 このたび公開されたメインビジュアルには、“正義の決断が、許されない罪を生んだ”のコピーとともに、クラウスが家族と抱き合う姿と、銃を持って戦場に佇む姿が捉えられている。このビジュアルが使用されたポスターとチラシは、7月16日より新宿シネマカリテをはじめとする劇場にて掲出予定。


 なお本作は、7月16日から8月19日にかけて新宿シネマカリテにて開催される映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」の先行プレミア作品として、7月30日に上映が行われる。プレミア上映時のトークショーには、ブロードキャスターのピーター・バラカンが登壇する。(リアルサウンド編集部)