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アダストリア統合後初の新ライフスタイルブランド来春デビュー 機能性商品を展開

2016年07月13日 15:52  Fashionsnap.com

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アダストリア 北村嘉輝 執行役員 営業第2本部長 Image by: FASHIONSNAP
アダストリアが、2015年の統合後初となる新ライフスタイルブランドを立ち上げた。「ニコアンド(niko and...)」や「スタディオクリップ(studio CLIP)」といったライフスタイル提案型ブランドの運営経験を活かし、機能性を取り入れた日常雑貨や日常着を展開する。

アダストリア 新ライフスタイルブランドを来春デビューの画像を拡大

 新ライフスタイルブランドは、「ちょうどいい」がコンセプト。日常生活で必要無いほどの高いスペックは求めず、ストレスから開放された快適な生活を楽しむための"ちょうどいい機能"と、"ミニマルなデザイン"を掛け合わせた生活雑貨とアパレルと服飾雑貨を展開する。速乾性や、吸水性、収納性、撥水性、防汚加工、汗染み防止加工等の機能を搭載し、店頭では"軽くて丈夫""シミにくい""すごく軽い"といったキャッチコピーが書かれたポップと共に商品を並べる。商品構成は、キッチンやヘルス&ビューティー、インテリア等の生活雑貨が6割、メンズ・ウィメンズウエアと服飾雑貨が4割で、平均価格帯は食器が1,280円、ファニチャーが2万5,000円、カットソーが1,900円、シャツ・ニット・バッグ・シューズが3,900円といったリーズナブルな価格に設定する。
 2017年春から出店予定で、初年度はSCを中心に標準150坪の店舗を10店舗出店し、初年度20~30億円の売上高を目指す。北村嘉輝 執行役員は商品開発について「ペルソナはあえて設定していない。日常生活のちょっとした不快感を解消する日常雑貨や日常着を幅広い人に提案したい」と話し、2019~20年を目処に海外展開も視野に入れているという。なお、ブランド名は今月を目処に決定する予定。