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12月にマレーシアで開催のセパン12時間レースに日本チームも挑戦か

2016年07月13日 15:31  AUTOSPORT web

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2015年のセパン12時間のスタートシーン
12月8~11日に、マレーシアのセパン・サーキットで開催が予定されているセパン12時間レース。さまざまな車種の参戦が可能で、『インターコンチネンタルGTチャレンジ』の一戦としても予定されているが、このレースに日本チームの参加も噂されている。

 セパン12時間は、もともとマレーシアの独立記念日である8月31日前後に、セパンで開催されていた『メルデカ・ミレニアム』という耐久レースが発祥。2015年から、ブランパンGTシリーズ等のGT3カーレースをプロモートするSROモータースポーツ・グループと提携し、12月に開催時期を移された。

 そんなセパン12時間についてはすでに概要も発表されているが、GT3ホモロゲーション車両がメインカテゴリー。そしてこのなかには、G3ホモロゲーション(地域ホモロゲーション)としてスーパーGT300クラスに参戦するJAF-GT300車両(GT300マザーシャシー含む)、スーパー耐久ST-X車両も含まれる。

 また、ポルシェカレラカップやランボルギーニ・スーパートロフェオ、フェラーリ・チャレンジ、アウディR8 LMSカップ等のGTC/XtraCup車両のクラス、GT4/スポーツプロダクション車両のクラス、近年世界的に流行の兆しをみせるTCRクラス、スーパー耐久ST-2/ST-4を含むツーリングプロダクションクラス、インビテーション車両という合計6クラスが設けられている。

 このレースについては、昨年1月にGTアソシエイションの服部尚貴氏が現地の発表会を訪れ、SROとの協力のもと、スーパーGT300クラスに参戦する車両が参加可能となった旨を発表していた。ファンにとってはふだん応援するチームが世界で戦うシーンを目にするチャンスとも言えるが、現在のところ、日本からは2チームが参戦を予定していると噂されている(うち1チームはスーパー耐久参戦チームと言われている)。

 また、先日鈴鹿サーキットで開催された公式テストでは、GTアソシエイションから各チームに参戦の案内が配布された。今後さらに日本からの参戦エントラントが増え、世界の強豪と相まみえるところを期待したい。