ハースF1チームは、イギリスGPの金曜フリー走行でF1の公式セッションにデビューしたシャルル・ルクレールに高い評価を与えた。現在GP3のポイントリーダーであるルクレールは、ハースF1チームから6回の金曜フリー走行参加を予定しており、イギリスGPが最初の公式セッションとなった。そのルクレールは、火曜日に行われたF1合同テストでフェラーリのマシンをドライブした。
ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、ルクレールの落ち着きぶりが特に際立っていたと語った。
「彼は全体的に落ち着いて仕事を進めており、とても良かった。我々は世界最速のレースカーを18歳の子供がドライブしているということを忘れてはならない。彼に驚かされることはなかったが、彼の仕事ぶりには感銘を受けた」
「彼はマシンをドライブし自分の感じたことを伝えてくれた。全てのドライバーがそうするようにね。ただし、彼は非常に落ち着いてそれを伝えた。彼は興奮していただろうが、それを表さなかった。18歳でF1マシンを運転して興奮しないものなど居ないだろう?」
「彼は非常にプロフェッショナルで、良い仕事をした。自分に何ができるかを示してみせた」
ルクレールはハンガリーとドイツでもフリー走行1回目を担当するが、シュタイナーは彼にはより多くの仕事をしてもらうと述べた。
「F1で容易なことなどないし、我々としても容易にするつもりなどない。彼が何をすべきかは把握している。次回は我々も彼も、より多くのことを望むだろう」