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w-inds.、15周年ライブ上映会舞台挨拶レポート 新シングルリリース発表も

2016年07月13日 01:11  リアルサウンド

リアルサウンド

w-inds.

 w-inds.が7月12日、TOHO シネマズ新宿にて行われた『w-inds. 15th Anniversary Live <Screen Edition>』の舞台挨拶に登場した。


(参考:w-inds.が語る、J-POPの新標準 「“失敗する”というイメージがまったく沸かなかった」


 これは、w-inds.が7月13日にリリースするライブ映像作品『w-inds. 15th Anniversary Live』の先行上映会として行われたもの。同作は、w-inds.が今年2016年に15周年を迎え、3月13・14日に両国国技館にて開催した『w-inds. 15th Anniversary Live』の14日公演の模様を収録。今回、収録内容とは異なる映像を盛り込んだ劇場公開用の特別編集バージョンを1日限定で上映した。


 開場後、青いペンライトやグッズのうちわを持ったファンが席に着いてメンバーの登場を待ちわびるなか、千葉涼平、橘慶太、緒方龍一の順にステージに登場。観客が拍手で迎え入れるとフォトセッションのコーナーに移り、メンバーが思い思いのポーズを決めるたびに歓声が上がった。


 撮影が終わると、緒方が「この映画館で観ることは映像も音声もダイナミックに流れると思うので、どうぞ最後まで楽しんでいただけたら」と挨拶するも、肝心の自己紹介である名前を全員が言い忘れてしまい、会場に笑いが起こった。名前を言い直した後、トークは『w-inds. 15th Anniversary Live』の話題に。同ライブは、全シングル曲を披露していくというコンセプトで行われ、橘は「デビューした時15歳なので、その時の曲を今やると、難しい部分もありましたね」と、“ファンへの恩返しのライブ”というテーマを掲げ、当時の振り付けや歌のキーを変えることなく楽曲を披露することに挑んだと語った。


 また、メンバー各々がどんなこだわりを持ってライブをやり遂げたのかという質問に、橘は「夢で逢えるのに~Sometimes I Cry~」を歌う際「少しずつ歌い方を変えていて、今回はちょっと違うエッセンスを入れたんです。それが自分の中でもヒットして、今まで一番ソウルフルに歌えたな」と答えると、会場からは温かい拍手が。すると、橘が同曲を歌唱していると、いつも一番緒方が盛り上がっているという話題になり、緒方は「それくらい音楽によって気持ちが動くっていうことは、彼の持つエネルギーというか。それによって僕のパフォーマンスも変わってくるんです」と、互いの存在が影響し合い、15周年のステージを作り上げていたと語った。一方、千葉はライブで1番最後に披露した「Boom Word Up」の際に決めた「ドヤ顔」にこだわりがあったと話し、明日発売の映像作品をドヤ顔のシーンで一時停止しながら観るのも楽しいのではと鑑賞の仕方を紹介した。


 後半には、15周年にちなんで「15連続質問」にw-inds.が答えるという企画も実施。「15年後の自分に一言送るとしたら?」と訊かれた緒方が「今も自由にやってますか?」と発言し、橘から「今もだいぶ自由にやってますね」とツッコミが入る場面も。橘は観客のリクエストに答える形で、イベントでは恒例となっている15回連続の様々なポーズを披露し、会場を沸かせた。最後に「9月15日の十五夜は、ファンの為のイベントを開催しようと思う?」という質問がアナウンスされると、緒方が「…します!」と宣言し、舞台挨拶を終了した。


 上映会終了後には、8月31日に新シングル『Backstage』を発売することも発表に。新シングルや、急遽開催宣言した9月15日の十五夜イベントなど、w-inds.の15周年は今後さらに盛り上がりをみせそうだ。(取材・文=大和田茉椰)