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ポルシェ IMSAスポーツカー選手権第6戦ボウマンビル レースレポート

2016年07月12日 22:51  AUTOSPORT web

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ポルシェ・ノースアメリカの912号車ポルシェ911 RSR
プレスインフォメーション
2016年7月12日

IMSAウェザーテックスポーツカー選手権第6戦、ボウマンヴィル/カナダ

ポルシェ911 RSRが6位入賞

ドイツ. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)のポルシェ ノースアメリカ ファクトリーチームの駆るポルシェ911 RSR 912号車が、IMSAウェザーテックスポーツカー選手権第6戦のGTLMクラスで6位を獲得しました。ボウマンヴィル(カナダ)の超高速サーキット、カナディアンタイヤモータースポーツパークで、912号車のアール・バンバー(ニュージーランド)/フレデリック・マコヴィッキ(フランス)組は、途中2位に浮上したものの、レース終盤の熾烈な競争の結果、このポジションを守ることは出来ませんでした。ロングビーチレースを制覇したチームメイトのパトリック・ピレ(フランス)/ニック・タンディ(イギリス)組の911号車は8位でゴールしました。ポルシェは現在、北米のプレミアスポーツカーレースシリーズのマニュファクチャラークラスにおいて3位にランクインしています。

 GTDクラスのポールポジションからスタートしたシアトル/アレックス・ジョブ・レーシングのポルシェ911 GT3 Rは、元ポルシェ ジュニアのアレックス・リベラス(スペイン)が最初のピットストップまでリードを守り、ヴァイザッハ製500PSのカスタマーレーシングカーを受け継いだチームメイトのマリオ・ ファルンバッハ(ドイツ)も長時間に渡りライバルを寄せ付けませんでした。しかしチェッカーフラッグまで残り1時間の時点で、911 GT3 Rは1本のホイールナットが緩み、その時点でラグナセカに続く2度目の優勝の希望が潰えました。ポルシェ カスタマーチームの最高の順位は、パーク・プレイス・モータースポーツのワークスドライバー、イェルク・ベルクマイスター(ドイツ)/パトリック・リンゼイ組の6位でした。







レース後のコメント
シュテッフェン・ヘルヴァート、IMSAスポーツカー選手権プログラムマネージャー:
「練習時点ですでにこのサーキットにおける過酷なレースが予測されていました。途中2台の車がそれぞれ異なる戦略によってレースに取り組み、他から抜き出ることに成功し、正確なタイミングの迅速なピットストップによって912号車は2位まで浮上しました。今日、ドライバーとチームのパフォーマンスは完璧でした。その努力の結果が6位に終わったのはもちろん残念なことです。次のライム・ロック・パークのレースに全力を注いでよい結果を出したいと思います。」

ニック・タンディ(911 RSR #911):
「今日は様々なタイヤ戦略を試しましたが、成功しませんでした。それでも次のレースのために重要なヒントを得ました。次回は再び先頭で戦うことができると思います。」

パトリック・ピレ(911 RSR #911):
「厳しいレースとなりました。ライム・ロック・パークでは何としてももっと良い結果を出さなければなりません。物事がスムーズに運ばないのは、たいていは不運によるものです。ちょっとした行き違いで、ピットストップのときにジャッキアップされたままアクセルを踏んでしまいました。ドライブスルーペナルティーでポジションを1つか2つ失いました。」

フレデリック・マコヴィッキ(911 RSR #912):
「自分たちを責めることはできません。チームは素晴しい仕事をしたし、6位以上の成績に値しました。他の車とペースを合わせる際に何度か危険な場面もありました。通常は不可能な状況で、無理な追い越しも数回受けました。」

アール・バンバー(911 RSR #912):
「僕のスティントは好調で面白い展開になりました。完璧な戦略と迅速なピットストップによって、チームは2位まで浮上しました。終盤にフレデリックはポジションを維持するために110%の力を発揮しましたが、残念ながら結果にはつながりませんでした。」

 IMSAウェザーテックスポーツカー選手権第7戦は7月23日に米国コネチカット州ライム・ロック・パークで開催されます。

レース結果
GTLMクラス
1. ブリスコー/ウエストブルーク(オーストラリア/イギリス)、フォードGT、119周
2. ギャビン/ミルナー(イギリス/米国)、シボレーコルベット、119
3. マグナッセン/ガルシア(デンマーク/スペイン)、シボレーコルベット、119
4. オーバーレン/ヴェルナー(米国/ドイツ)、BMW M6、119
5. ハンド/ミューラー(米国/ドイツ)、フォードGT、119
6. バンバー/マコヴィッキ(ニュージーランド/フランス)、ポルシェ911 RSR、119
8. ピレ/タンディ(フランス/イギリス)、ポルシェ911 RSR、119
9. エドワーズ/ルハー(米国/ドイツ)、BMW M6、108

GTDクラス
1. クリングマン/カーティス(ドイツ/米国)、BMW M6、116周
2. リデル/デービス(イギリス/米国)、アウディR8、116
3. セーハ/スノー(米国/米国)、ランボルギーニGT3、116
4. ニールセン/バルザン(デンマーク/イタリア)、フェラーリ488 GT3、116
5. ルイス/パンペリー(米国/米国)、ランボルギーニGT3、116
6. ベルクマイスター/リンゼイ(ドイツ/米国)、ポルシェ911 GT3 R、116
7. マクニール/キーン(米国/米国)、ポルシェ911 GT3 R、115
12. ファルンバッハ/リベラス(ドイツ/イギリス)、ポルシェ911 GT3 R、106

GTLMクラスポイント順位(全11戦中第6戦時点)
ドライバー部門
1. ミルナー、ギャビン(コルベット)192ポイント
2. ブリスコー、ウエストブルーク(フォード)187
3. オーバーレン、ヴェルナー(BMW)170
4. バンバー、マコヴィッキ(ポルシェ)166
5. フィジケラ、ビランダー(フェラーリ)164
5. ガルシア、マグナッセン(シボレー)164
6. ハンド、ミューラー(フォード)159
7. ピレ、タンディ(ポルシェ)153
8. セーハ(フェラーリ)140
9. エドワーズ、ルハー(BMW)138

マニュファクチャラー部門
1. シボレー、192ポイント
2. フォード、185
3. ポルシェ、181
4. フェラーリ、174
5. BMW、172

チーム部門
1. #4 コルベットレーシング、192ポイント
2. #67 フォードチップガナッシレーシング、187
3. #25 BMWチームRLL、170
4. #912 ポルシェ ノースアメリカ、166
5. #62 リシ・コンペティツィオーネ、164
5. #3 コルベットレーシング、164
6. #66 フォードチップガナッシレーシング、159
7. #911 ポルシェ ノースアメリカ、153
8. #68 スクーデリアコルサ、140
9. #100 BMWチームRLL、138

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