元F1ドライバーのアントニオ・ピッツォニアが、ニュルブルクリンクで行われるWEC第4戦でマノーのLMP2をドライブする。ジャガーとウイリアムズからF1に参戦した経験もあり、現在はAUTO GPやブラジルのストックカーレースなど様々なレースで活動しているピッツォニアは、2013年にLMP2クラスで優勝した経験をもつ。ピッツォニアは今回、ウィル・スティーブンスに代わり44号車のオレカ05・ニッサンをドライブする予定だ。
レギュラードライバーのウィル・スティーブンスは先月のル・マン24時間にG-ドライブ・レーシングから参戦したが、その後はマノーに復帰しシリーズを戦う予定だった。
ピッツォニアのドライブに関してマノー・チームからの発表は行われていないが、第4戦ニュルブルクリンクでは、ジェームズ・ジェイクス、トー・グレイブスと共に44号車をドライブする可能性が高い。ピッツォニアはマノーから1999年のフォーミュラ・ルノーUK、翌2000年のイギリスF3選手権に参戦し1999年はタイトルを獲得している。
また、ル・マン24時間を欠場したもう1台のマノー45号車は、ロベルト・メルヒ、リチャード・ブラッドレー、マシュー・ラオの3人がドライブする。