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“完全復活”まであとちょっと。グッドスマイル 初音ミク AMGのカラー遍歴をまとめてみた

2016年07月11日 19:51  AUTOSPORT web

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鈴鹿公式テストでのグッドスマイル 初音ミク AMG。マシン右側はまだ真っ黒。
6月8日、鈴鹿サーキットで行われていたスーパーGTのメーカーテストで激しくクラッシュしてしまったグッドスマイル 初音ミク AMG。そこからひと月経った7月8~9日の公式テストでふたたび鈴鹿を走行したが、まだカラーリングは完全復活を遂げていない。シェイクダウン時からこれまでのカラーリング遍歴をまとめてみた。

 今季もレーシングミクがボディに描かれるグッドスマイル 初音ミク AMGは、6月の鈴鹿テストの際に130Rで激しくクラッシュ。その後、新たなフレームに交換する必要に迫られ、6月18~19日にスポーツランドSUGOで開催された公式テストには参加することができなかった。

 当然、フレーム交換ということもありカラーリングはイチからやり直し。6月30~7月1日に富士スピードウェイで行われたメーカーテストにマシンは間に合ったものの、色がついているのはボンネット、フロントガラスのみ。ほぼ新車のような見た目で走行した。

 そこから1週間後、鈴鹿公式テストに運び込まれたグッドスマイル 初音ミク AMGをピットで見てみると、正面からは一見カラーリング復活か……!? と思いきや、カラーリングされているのはフロントと右サイドの上側のみ。ちなみに、グリルのシルバーも本番ではブラックに塗装されるため、こちらもまだ未完成。完全復活にはほど遠い状態だ。

 今回の鈴鹿テストを終えた後、グッドスマイル 初音ミク AMGはそのまま神奈川県川崎市にある、カラーリングを担当するのらいも工房(http://www.noraimo.com)に入庫。“完全復活”に向け作業が行われている。

 ちなみにグッドスマイル 初音ミク AMGは、シェイクダウン時から開幕前のテストにかけてはフロントガラスのバイザーステッカー部分、ボンネットの『GOODSMILE RACING』のロゴの位置、サイドのスポンサーステッカーが違う。さらに、第2戦では参戦全車に貼られる“くまモン”ステッカーが増えた。

 シェイクダウン時、開幕前テスト~第1戦、第2戦富士、富士テスト時、鈴鹿テスト時と今季はすでに5パターンのカラーリングで走行しているグッドスマイル 初音ミク AMG。ただ、GOODSMILE RACING & Team UKYOは転んでもタダでは起きぬチーム柄。もしも5パターンのカラーリングのミニカーが出たら、思わずポチっとしてしまうファンも多いのかも……。どうですか? 安藝代表!