2016年F1イギリスGP決勝で、ウイリアムズのフェリペ・マッサは11位、バルテリ・ボッタスは14位だった。ヘッド・オブ・パフォーマンス・エンジニアリング、ロブ・スメドレーは、「とにかく速さがなかった。忘れてしまいたいレースなのであれこれ考えないことにする」と述べている。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 決勝=11位
本当に期待外れのレースだった。最初から最後までたくさんのクルマを相手に戦おうとしたが、ウエットコンディションではオーバーステアでかなり厳しかった。ペースとポジションを維持しようと努めたけれど、他のチームよりもタイヤのデグラデーションが大きかった。そのためにポジションを落とし、ポイント圏外に落ちる結果になった。
タイヤがうまく機能している時は、ミディアムタイヤですらまずまずのペースで走れた。でも性能が落ちると本当に厳しい状態になった。
バルテリ・ボッタス 決勝=14位
本当にがっかりしている。ウエットでスピンし、ポジションを落とした。ウエットタイヤからドライタイヤに換える際の一番の問題は、十分な熱を入れて機能させるのに苦労したことだ。スリックでのスティントではペースが悪かった。
今日起きたことを分析することがチーム全体にとって重要だ。ドライバーの僕も、自分のミスから学ぶ必要がある。今週のテストプログラムのため、明日はシミュレーターに乗る予定だ。