トップへ

パルコ×エムエムパリス最新広告に写真家ヨーガン・テラーが参加 現代のグリム童話を描く

2016年07月11日 10:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Chapter1「INTO THE BLACK FOREST」 Image by: 2016 PARCO CO.,LTD.
パルコがフランスのクリエーティブユニット M/M(Paris)(エムエムパリス)を継続起用し、2016年秋冬と2017年春夏シーズンの広告を公開した。3年目となる今年は「セリーヌ(CÉLINE)」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」とのコラボレーションワークで知られる写真家ヨーガン・テラー(Juergen Teller)を新たに迎え、現代的な童話をテーマにヴィジュアルを連作で制作。モデルは「サンローラン(SAINT LAURENT)」のミューズに選ばれたリリー・サムナー(Lili Sumner)が務めた。

パルコ×エムエムパリス最新広告公開の画像を拡大

 舞台は「赤ずきん」や「白雪姫」などのグリム童話をはじめ、数多くの傑作童話を生み出したドイツ。南西部の山岳森林地帯にある「BLACK FOREST」にブロンドヘアーの少女リリーと、グリム兄弟へのオマージュとして作られた奇妙でユニークなキャラクターたちが現れ、「INTO THE BLACK FOREST」(Chapter1/秋)、「DEEP IN THE BLACK FOREST」(Chapter2/冬)、「ESCAPE FROM THE BLACK FOREST」(Chapter3/春)、「RETURN TO THE BLACK FOREST」(Chapter4/夏)というシーズンごとに異なる4つのエピソードを描いた。今回はヨーガン・テラーのアイデアで、自身が講師を務めるドイツのニュルンベルグ・アートアカデミーの生徒と共同で制作。エムエムパリスは「今回もとても美しいセッティングのビジュアルイメージと映像を残すことができたと思っています。このビジュアル作品がパルコの広告として次の1年間、パルコのあらゆる面をチャーミングに、ユーモアを持って、女性らしく、そして多くの驚きと共に彩ってくれると思っています」とコメントしている。Chapter1・2は2016年秋冬、Chapter3・4は2017年春夏で使用。2016年秋冬シーズンの広告は7月11日からポスターが掲出されるほか、9月からTVCMが放映される。
■「PARCO2016AW」特設サイト