2016年F1イギリスGP決勝で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは12位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ジェンソン・バトン 決勝=12位
レースをセーフティカー先導の下でスタートするという決定は間違いなく正しかった。路面がかなり濡れていて、あちこちに水たまりができていたからね。ただ、あと2周早く引っ込むべきだったと思う。
セーフティカーがピットに入った時、皆インターに交換するためにピットに戻った。だから僕は逆のことをしようと決めた。それはうまくいって、おかげで2台ほど抜くことができた。
2回目のピットストップはすぐにでも行うべきだったが、バルテリ(・ボッタス)に引っ掛かっており、1周長くコースにとどまった。
17番グリッドスタートというのがレースに響いた。ポイント圏内に入るには、予選でトップ10に入る必要がある。そして決勝でそのポジションを維持し、ミスをせずに走り続け、そこにとどまれることを願うんだ。前のグループに近づくことができなかった。決勝中にいくつも順位を上げていけるだけの速さがマシンにまだないからだ。
楽な週末ではなかったが、最後にファンのみんなが大きな声援を送ってくれているのが見えてうれしかった。イギリス人ドライバーの勝利に立ち会えたから、彼らは大満足してくれたはずだ。
(前を走るセバスチャン・ベッテルにタイムペナルティを科された後)チームから「マキシマムアタックだ! ベッテルの5秒以内を走れ!」と言われた。ベッテルがフェラーリに乗ってるってこと、彼らは忘れていたんじゃないかな。やってみたけどチャンスはなかったよ。