2016年F1イギリスGP決勝で、メルセデスのニコ・ロズベルグは3位だった。2位でフィニッシュしたが、無線制限の規則に違反したとして10秒のタイムペナルティを科され、3位に降格された。チームはこれに対して上訴を行う意志を示している。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ニコ・ロズベルグ 決勝=3位
今回は週末を通してルイス(・ハミルトン)の方がいい仕事をした。彼は優勝に値するから祝福したい。
完走できてすごくうれしかった。終盤ギヤボックスの問題がとても深刻になってきていて、リタイアせざるを得ない一歩手前の状態だったんだけど、幸い直すことができた。
このコースでミディアムタイヤですごいペースを発揮できて、最高の気分だった。
マックス(・フェルスタッペン)とのバトルはすごく楽しかった。少し時間はかかったけれど、アウト側から抜くことができた。
週末を通してシルバーストンの雰囲気は本当に素晴らしかった。確かに観客の一部はルイスのことほど僕のことは好きじゃないんだろう。でもここは彼の国なんだから当然のことだ。大部分の人たちは僕のことを熱心に応援してくれたと思う。だからイギリスのファンは世界一なのだし、誰よりもレースに情熱を持っているといえるんだ。素晴らしいイベントにしてくれた彼らに感謝する。
夏休み前の次の2戦が楽しみだ。そのうちのひとつはホームグランプリのドイツGPだからね。
(ギヤボックストラブルについて決勝後の記者会見で語り)すごく深刻なトラブルだった。7速にスタックしてしまい、コース上で止まってしまうところだった。それでチームから「デフォルトに変えろ」と言われ、直そうとした。
(無線制限の規則に反していないと確信しているかと聞かれ)イエス。
(ペナルティの裁定が出る以前に、Sky Sportsに対して語り)心配していない。チームは(無線規則について)何がだめで何がOKか、研究済みなんだ。