2016年F1イギリスGPの土曜予選で、トロロッソのダニール・クビアトは15位、カルロス・サインツJr.は8位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
ダニール・クビアト 予選=15位
本当に腹立たしいよ! Q2のアタックラップで、ターン13から(ケビン・)マグヌッセンに押さえつけられた。そのせいで僕の予選が台無しになったんだ。それがなければどういうラップになったのか、見てみたかったよ。でも僕は彼の後ろを走るしかなかった。
15番手からのスタートなんてがっかりだし、期待していた結果ではないけれど、マシンのペースは悪くない。明日は良いレースを走れることを願っている。
(マグヌッセンとのことを聞かれ)すごくいいラップを走っていた。Q2でベストのラップだったのは間違いない。彼は5秒も遅いラップタイムで走っていたのに、ベケッツから僕の前にいすわり続けた。彼の後ろを走ることでダウンフォースが低下した。
ハンガーストレートで前に出してもらえるのかと思ったが、どかなかったから、最後の4つのコーナーはずっと彼の後ろを走った。おかげでかなりタイムをロスした。本当に悔しい。どうしてあんなことをするのか分からない。僕は予選で他のドライバーたちを尊重して譲ったりしているのに。なのに彼はブロックしたんだ。
カルロス・サインツJr. 予選=8位
金曜日が厳しかっただけに、今日の予選結果にはとても満足だ。昨夜は遅くまでかかってすべてのデータを分析し、今日マシンに変更を加えた。おかげでとても快適に走れるようになった。パフォーマンス上、0.5秒の向上があり、それでQ3進出のチャンスを得られた。
中団の接戦ぶりは驚くほどだけど、いいラップを走ってコンマ1秒を絞り出し、中団のトップに立つことができた。明日7番グリッドからスタートできるというのは、チーム全体にとって素晴らしい結果だ。継続して懸命に仕事に取り組んでくれたみんなに、感謝している。3戦続けて後方グリッドから挽回するレースをしなければならなかっただけに、今回こそは予選をうまくやりたかったんだ!
明日はコースのきれいな側という、とても良いポジションからスタートできるし、そこから順位を上げていけるといいね。周りのマシンは僕らよりペースがいいから、難しくなるだろうけど、ライバルを打ち負かし、できるだけ多くのポイントを獲得できるよう努力する。