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『本日は、お日柄もよく』WOWOWで連続ドラマ化へ 原作・原田マハ「うれしく受け止めました」

2016年07月09日 14:21  リアルサウンド

リアルサウンド

原田マハ「本日は、お日柄もよく」(徳間文庫刊)

 原田マハの小説『本日は、お日柄もよく』がWOWOWで連続ドラマ化されることが決定した。


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 『本日は、お日柄もよく』は、『暗幕のゲルニカ』が第155回直木賞候補に選ばれた原田マハが2010年に発表した日本文学。夢や目標がない27歳のOL二ノ宮こと葉が、想いを寄せていた幼馴染の披露宴に出席し、衝撃的なスピーチに出会ったことから、世界を動かす“影”の職業・スピーチライターに挑む模様を描く。


 『半落ち』の佐々部清が監督を、『王妃の館』の谷口純一郎が脚本をそれぞれ担当する。なお、原田の作品がドラマ化されるのは今回が初めて。放送時期やキャストなどの詳細は、後日発表される。


■原作者・原田マハ コメント


本作を書き始めたのは8年前、オバマ大統領候補(当時)の大統領選でのスピーチが話題になっていた頃です。言葉で人を感動させ、世界を変えることが可能なのだということが、本作を通して伝えたかったメッセージです。映像を頭に浮べつつ書いていたこともあり、映像化されたらいいなと思っていたので、ドラマ化のお話はうれしく受け止めました。ドラマになってよりたくさんの人々に「言葉の力」が伝わることを期待しています。


(リアルサウンド編集部)