李相日監督の映画『怒り』の場面写真が公開された。
場面写真では、千葉の漁港で働く槙洋平役の渡辺謙の姿や、槙の娘・愛子役の宮崎あおいと漁港で働く前歴不明の男・田代哲也役の松山ケンイチが並んで座っている様子に加え、東京のエリートサラリーマン・藤田優馬役の妻夫木聡と、住所不定の同居人・大西直人役の綾野剛がベッドで寄り添い合っている場面、沖縄の離島でサバイバル生活をする田中信吾役の森山未來と、現地で暮らす女子高生・小宮山泉役の広瀬すずが笑顔を浮かべているシーンなどが確認できる。
9月17日から全国で公開される『怒り』は、吉田修一の同名小説をもとにした作品。「怒」という血文字を謎として残したまま未解決となった八王子の殺人事件から1年後を舞台に、千葉、東京、沖縄にそれぞれ現れる前歴不詳の3人の男と、彼らと交流する人々を描く。音楽は坂本龍一が担当。