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スーパーGT鈴鹿公式テスト:1日目午後は武藤駆るドラゴNSXがトップタイム

2016年07月08日 17:21  AUTOSPORT web

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スーパーGT鈴鹿テストの初日午後でトップタイムをマークしたドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT
スーパーGT公式テストは8日、鈴鹿サーキットで1日目午後のセッション2が行われ、GT500クラスは最後の10分間の専有走行で武藤英紀駆るドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTがこの日の最速タイムをマークし、初日の走行を終えた。

 天候が心配されたスーパーGT鈴鹿公式テスト。しかし、1日目は14時からの走行も時折小雨がパラつくものの、路面を濡らすまでには至らず、ドライで走行が行われた。途中、ちょうど走行開始から1時間が経とうかというところで、GT500クラスのEpson NSX CONCEPT-GTが1コーナーでコースアウトしバリアにクラッシュ。また、シンティアム・アップル・ロータスがストップする場面もあり、二度の赤旗が提示されている。

 そんな午後のセッションは、終盤に10分ずつ専有走行が行われた。GT300クラスでは上位のタイムは変わらなかったものの、GT500クラスでは相次いでタイムが更新された。最終的に1分48秒539というトップタイムをマークしたのは、武藤がドライブしたドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT。次いで佐々木大樹がドライブしたフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rが1分48秒755をマークし、2番手となった。

 3番手には大嶋和也がドライブしたWAKO'S 4CR RC Fが続き、午前に続き3メーカーのマシンがトップ3を分け合う結果に。4番手にはZENT CERUMO RC F、5番手にはau TOM'S RC Fと、レクサス勢が続いている。

 GT300クラスでは、31号車TOYOTA PRIUS apr GTが午後の最速に。2番手は午前トップのシンティアム・アップル・ロータスがつけ、3番手にはUPGARAGE BANDOH 86と、ふたたびJAF-GT勢がトップ3を占める結果となった。

 午前中2番手のVivaC 86 MCは、マイレージの関係で午後は8周どまりだったが、トラブルではないという。また、この日はStudie BMW M6と63号車DIRECTION 108 HURACANが走行できず。Studie BMW M6は都内で行われているBMWのイベントに参加する必要があったためで、63号車DIRECTION 108 HURACANはトラブルによるものだった。Studieは現在ピットで搬入作業が行われている。