マクラーレン・ホンダとNTTコミュニケーションズ株式会社が8日から3年間にわたるテクノロジー・パートナーシップ契約を締結したことが発表された。
日本電信電話株式会社(NTT)の子会社である電気通信事業者NTTコミュニケーションズとマクラーレン・ホンダは、今回の契約により、ネットワークやクラウド、IoT、データ収集や解析にかかわる最新技術を用いて、F1チームを支えるために最適なパフォーマンスを持つICT基盤の構築に向け、相互に協力を開始する。
その第一弾として、NTTコミュニケーションズは、サーキットとテクニカルセンター間など、国を越えて飛び交うレースデータなどの収集や解析、結果の伝達などを、即時かつ確実に実行できるICT基盤を、今秋よりマクラーレン・ホンダを含むマクラーレングループに対し順次提供を開始していくということだ。
両者は今後、マクラーレン・ホンダのF1でのパフォーマンス向上のため、先進技術の研究開発を共同で進めていく。
今回の契約に伴い、MP4-31にNTTコミュニケーションズのロゴが記されることになるようだ。