マノーから今季F1デビューを果たしたリオ・ハリアントは、同チームで残りのレースを戦うことに自信を深めている。
ハリアントは現状で第11戦ハンガリーGPまでの参戦資金を確保しているが、その後のレースについては不透明な状態だった。
マネージャーを務めるピアース・フニセットは、彼が最終戦まで走れるようにチームと交渉を重ねており、まもなく契約が更新されるようだ。
ハリアントは「状況が良い方向へ向かうことに自信を持っている」と語る。
「望んでいる結果を手にするために、いまはベストを尽くすことに集中している。交渉が(レースに)影響するようなことはないよ」
「マネージャーに任せているし、彼からは、すべてがうまくいっていると言われた。とにかく自分はプッシュし続けて、チームに最高の結果を与えられるように頑張るだけだよ」
契約について自信をもっているという件については「そう伝えられている。自分の仕事に集中できるからハッピーだよ」とハリアント。
マネージャーのフニセットは「ここ数週間で状況は良くなってきている。締結までに、いくつか詰めないといけないことがあるけど、契約に関しては明るい見通しを持っている」と、交渉に手ごたえをつかんでいる。
マノーは前戦のオーストリアGPで、パスカル・ウェーレインにより、チームが2015年に再出発してから初となるポイントを獲得した。
「チームみんなにとって大きなモチベーションになったよ。火曜日にファクトリーに戻ったら、みんなの幸せそうな顔を見ることができた」とウェーレイン。
「うまくタイヤを使えたことが重要な要素だった。それまで、できなかった温度管理ができたんだ。これまで、その部分に悩まされていたからね。(技術提携している)ウイリアムズからの小さなアップデートもあったし、あとは路面が新しく舗装されて、タイヤに良い影響を及ぼしていたね」