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『生きうつしのプリマ』場面写真 バルバラ・スコヴァとカッチャ・リーマンの唄う姿が

2016年07月08日 12:51  リアルサウンド

リアルサウンド

『生きうつしのプリマ』(c)2015 Concorde Filmverleih / Jan Betke

 7月16日に公開されるマルガレーテ・フォン・トロッタ監督の最新作『生きうつしのプリマ』より、場面写真が公開された。


参考:『帰ってきたヒトラー』『生きうつしのプリマ』に出演 カッチャ・リーマンの新場面写真公開


 本作は、フォン・トロッタ監督が『ハンナ・アーレント』主演のバルバラ・スコヴァとふたたびタッグを組んだミステリー。名もなきクラブのジャズシンガー・ゾフィが、ネットニュースで見つけた亡き母に瓜ふたつのオペラ歌手の存在をきっかけに、愛する母にまつわる謎を紐解いていく模様を描く。


 バルバラ・スコヴァが一人二役で秘密を抱えたカタリーナとエヴェリン役を演じるほか、ゾフィ役を『帰ってきたヒトラー』のカッチャ・リーマン、ゾフィの父ポール役を『愛を読むひと』のマティアス・ハービッヒがそれぞれ演じる。


 このたび公開された場面写真は、リーマン演じるゾフィとスコヴァ演じるカタリーナが唄を披露するシーンが捉えられている。ゾフィがふたたび輝きを取り戻し、ステージで唄う模様や、グスタフ・マーラー作曲「フリードリヒ・リュッケルトの詩による5つの歌曲」の1曲を認知症の母に唄いかけるカタリーナの姿が収めている。トロッタ監督は「歌も歌える程度の女優なら大勢いますが、2人は“女優” と“歌手”という2つの職業を見事に両立させている稀有な女優です。この作品は、ある意味2人に捧げるオマージュなのです」とコメントした。(リアルサウンド編集部)