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道見ショーン真也 米ランボルギーニ・スーパートロフェオ第3/4戦レポート

2016年07月07日 23:01  AUTOSPORT web

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道見がドライブするランボルギーニ・ウラカン・スーパートロフェオ
2016年7月7日

PRESS RELEASE

道見ショーン真也、ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ
北米シリーズ第3戦、4戦を連覇! シリーズランキング首位をキープ。

 昨年、「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ欧州シリーズ」で活躍し、同社の若手育成プロジェクトに抜擢された道見ショーン真也が、本年度はランボルギーニ社の契約ドライバーとして、「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ北米シリーズ」全12戦に参戦しております。

 6月30日~7月2日に、ニューヨーク州ワトキンスグレン・サーキットで開催された「ランボルギーニ・ブランパン北米シリーズ第3戦&第4戦」に、プレステージ・パフォーマンス・レーシングから参戦した道見ショーン真也は、これまで以上に見事な走りを見せ、両レースとも2番手グリッドから好スタートを見せてトップに立ち、後続を大きく引き離す独走で2連勝。第2戦から数えると通算3連勝を果たし、シリーズランキングで首位をキープしております。

 金曜日のフリープラクティスに姿を現した道見ショーン真也のマシンは、今回のレース用にチャリティを意味する特別なカラーリングで登場しました。世界屈指の難コースのひとつであるワトキンスグレン・サーキットは、道見にとって初めての挑戦です。いつも通りシミュレーター・トレーニングでコースレイアウトを頭に入れ、11のコーナーとアップダウンの激しいコースに飛び出していった道見は、セッション終盤にはトップタイムをマーク。「高速なうえに狭いサーキットだけれど、ヨーロッパの伝統あるサーキットとよく似たタイプだし、僕にとっては得意なレイアウトですね」とその印象を語りました。

 金曜日、午前10時半からの予選では両レースとも2番手を獲得。フロントロウからのスタートを決めました。

 第3戦決勝、スタートでチームメイトのマシンに続いた道見ショーン真也は、タイヤを労わりながら周回を重ね、ピットがオープンすると同時に完璧なピットストップ作業をすませてトップでコースに復帰。そのまま後続を振り返ることなく、一気にペースをあげて首位を確たるものとすると、終盤は後続とのギャップを調整しながらそのままトップでチェッカーを受けました。2位にも地元を本拠地とするプレステージ・パフォーマンス・レーシングが入り、嬉しい1-2フィニッシュを飾りました。

 第4戦決勝でも同様に完璧なレース運びを見せた道見ショーン真也は、何事もなかったかのようにスタートからフィニッシュまでを走り切り、3連勝のチェッカーを受けました。



■道見ショーン真也のコメント
「今回のレースは、まさにトレーラーからマシンを下した瞬間から、常に完璧な速さを維持できたと思います。第3戦ではスタートは慎重にいき、前にいるチームメイトと接触などしないように無駄なリスクを避け、タイヤのマネージメントを意識して走りました。ピット作業も完璧だったので、前に出ることができ、あとは全力でプッシュしてリードを広げ、最後はギャップをコントロールするだけでした。
第4戦は、第3戦と同様かそれ以上にうまくいき、冷静にすべてをコントロールできたレースでした。自分にとっても、楽な勝利というのはないのですが、今回はチームが完璧な仕事をしてくれたおかげで、本当にマシンが速かったですし、ミスなく走らせることで、マシンにも無理をさせず完璧なレースができました。プレステージ・パフォーマンス・レーシングの地元でもあるワトキンスグレンでパーフェクト・ウィンを達成したことは、チーム全員にとって誇らしいことですし、今回のチャリティにとっても価値あることだったと思います。本当に今回の勝利はチーム全員で勝ち取った勝利だと思いますし、応援に駆けつけてくれた友達や両親、そして僕を支えてくれている関係者全員に感謝の気持ちでいっぱいです。本当に最高の週末でした」