クラウドファンディングサイト「kickstarter」に登場中の “未来型自転車” 「サイクロトロン バイク(CYCLOTRON BIKE)」は、まるで映画『トロン:レガシー』に出てくるライトサイクルみたい!
タイヤには車輪を支える金属線「スポーク」が見あたらず、その代わりにブルーのライトがぽわんと光っています。しかもこのライト、日光の状態をリアルタイムで感知して自動調整してくれるのだそうで、なんとも未来的っ。
また近年増え始めた、スマホアプリと連携するスマート自転車としての機能も兼ね備えているのだそうで、ナビや走行データ表示、バッテリー残量の表示などもしてくれて、至れりつくせりなんですよね。
【買い物かご、そんなとこに付けちゃうの!?】
と、このように、魅力いっぱいな「サイクロトロン バイク」なのですが……個人的に最も注目したいのは、スポークを取り払うことでスペースができた、タイヤの中央部の使い方。
ぽっかりと穴があいたようなこの部分は「ユーティリティスペース」と名付けられ、「ユーティリティ ・スロット ・モジュール」を付け替えることで便利に使えるようなのですが、そのうちの1つがなんと買い物かご。
【バランスは取り易そう】
これは「ポリゴンバスケット」と呼ばれるもので、前輪と後輪にそれぞれ1つずつ、設置することができるみたい。
形状は多角形で本体から取り外して使う事ができます。軽くて耐久性があり、2つ合わせて、なんと500mlのペットボトル計24本を入れられるんだって!
重心が低いうえ前後に分けることができるから、バランスを崩す心配もなさそうよね。
「ユーティリティ ・スロット ・モジュール」には、他にも、使用しないときは折りたたんで収納しておくことができる「バラフライバスケット」なんかもあるそうよ。
【サイドカーみたいな専用チャイルドシートもあるよ】
また、後輪には子供を乗せることができるチャイルドシート「ウィングマン」を取り付けることもできるらしく、なんとこちら、タイヤの両サイドに1つずつ付ければ子供を2人乗せることができるらしいのですっ。
超未来なビジュアルをしているわりに、 “ママチャリ” 的役割も果たしてくれるとは……なんだか意外ですよねぇ!
【嬉しいあれこれが満載♪】
この自転車は、マウンテンバイクのように前傾姿勢になる「スポーツ」と、通常の自転車のような姿勢になる「コンフォート」、2つのスタイルを用途によって選ぶことが可能。
カーボンファイバーなどを使用し軽量化されたフレームの内部には、ワイヤーやケーブル、チェーンが統合されており、見た目もすっきりしています。
【注:すべての機能が搭載されない可能性があるそうな】
機能面においてもデザイン面においても、かなり胸アツな「サイクロトロン バイク」ですが現段階ではプロトタイプのみ。
そのため、これまでに挙げた機能の中で実現できないものも出てくることが予想できます。支援したいというあなたは、その点を踏まえたうえで選択を。
ちなみに商品をゲットできるコースは約111800円からとなっております。映画の予告編みたいな気合いの入ったPR動画にも、ぜひ注目してみてね!
参照元:Kickstarter
執筆=田端あんじ (c)Pouch