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ついに”トールハンマー・フェイス”となった新型ボルボV40がデビュー。『歩行者エアバッグ』も標準装備

2016年07月07日 14:11  AUTOSPORT web

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新世代ボルボの象徴であるトールハンマー型のLEDヘッドライトを採用したV40
日本への導入以来、累計で2万5000台以上の販売を記録する大ヒットモデルとなった『ボルボV40』が、初の大掛かりなマイナーチェンジを実施。最新世代のボルボとしてデビューしている『XC90』と同様のフロントフェイスに一新された。

 エクステリアの一番の特徴は、北欧神話に登場するトール神(雷神)がもつハンマーをモチーフにしたT字型のポジションライトが印象的なLEDヘッドライトで、既存のデザインにフィットさせた上で標準装備とした。

 またグレード体系も拡充され、名称もXC90の展開に倣った形となり、昨年導入された1.5リッター4気筒直噴ターボのT3で3グレード(キネティック/モメンタム/インスクリプション)、最新クリーンディーゼルのD4で3グレード(同)、そしてトップパフォーマンスモデルとして2リッター・ガソリン直噴ターボのT5で1グレード(R-デザイン)と、全7グレードとなっている(クロスカントリーは体系違いで6グレード)。



 2014年に歩行者やサイクリストまで検知可能な自動ブレーキを含む10の先進安全機能を全車に標準化しているV40だが、世界初採用でありながら、これまではオプション設定となっていた『歩行者エアバッグ』を全グレードで標準装備としている。

 本国ではすでに次期型を想起させるデザイン・スタディ『40.1コンセプト』『40.2コンセプト』が発表されているが、現行モデル群でもスポーティさで随一のダイナミクス性能を持つV40の魅力はまだまだ健在。とくに新世代トルコンATとの組み合わた『Drive-E』パワートレーンにより、快適性の点でもさらなる進化を遂げている。



 価格はV40がT3キネティックの339万円~、T5 R-デザインの455万円、V40クロスカントリーが同じくT3キネティックの354万円~、T5 AWDサマムの459万円となっている。