映画『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』が、9月3日から東京・YEBISU GARDEN CINEMA、9月10日から渋谷のアップリンクほか全国で順次公開される。
同作は、「近代ヨガの父」と言われるティルマライ・クリシュナマチャリアの軌跡を追ったドキュメンタリー。1888年生まれのクリシュナマチャリアは、インドのマイソール王国の君主に雇われて、身体能力を高める古典ヨガを発展させた新たなヨガの方法を確立し、現代ヨガの源流を作った人物だ。
作中では、ヨガの起源に興味を抱いたドイツ人の映画監督ヤン・シュミット=ガレが南インドを訪れ、クリシュナマチャリアの教えを辿る。現代ヨガの最大流派のひとつである「アシュタンガヨガ」の創始者シュリ・K・パタビジョイスから「太陽礼拝」を学び、「アイアンガーヨガ」の創始者B・K・S・アイアンガーから「アーサナ」ポーズの指導を受けるガレの姿が映し出されるほか、旅の最後にクリシュナマチャリアの三男から「命を救うヨガ」を施される様を捉えている。