仕事をすれば少なからずストレスに晒されるものだが、中でもレジ打ちの仕事は多くの客と接する分、客の言葉や態度にイラッとすることもあるだろう。
7月3日、とある女性が「レジで地味に苛々するやつ」というタイトルでツイート。苛々させる客の行動をイラスト付きで説明し、約1万件リツイートされ、接客経験のある人から共感が集まっている。
「商品打ってるのにICカードかざして待ってる」「電話しながらレジ来る人もイラつく」
投稿者は小売店でレジのバイトをする女性で、地味に苛々する客として次の4つを挙げてツイートした。原文はイラストのため、様子について筆者が追記した。
1つめは「カードの上にお札を置く人」。カードはポイントカードのことだろうか。お札の下にあると取りにくい。2つめは、「子供を注意しない親」。店内で騒いだり、レジ台の上に載ったりする子供がいても、店員としては注意しにくい。親から注意してほしいものだ。
3つめが「イヤホン外さない奴」。耳を塞いでいたら会話が聞こえない。レジ袋が必要かなど質問しても聞き返されれば、イラッとするだろう。そして、4つめが「商品打ってるのにずっとカードをかざして待ってる」。レジ打ちの最中にSuicaなどの電子マネーをレジの読み取り機にかざして待たれると、急かされているようで気分はよくない。
このツイートに続々と共感の声が集まっている。
「元コンビニ店員ですが気持ちめっちゃわかります! イヤホンもですけど電話しながらレジ来る人も苛つきますよね…!」
「ICカードを読み取る機械は光ったらタッチしてくださいって言っても光る前にそこに置くお客さん、お?この人話聞けないのかな? ってなる」
「『会員カードありますか?』って聞いたら 『出しとんやけど』ってお札の下にカードがあるとき むっちゃ腹立ちますよね!!! こんなもん気付くかボケってなります(;ω;)w」
筆者(編集部S)は過去に飲食店でバイトをしたとき、電話をかけながらレジに来て、小銭を投げつけるように支払うお客さんが苦手だった記憶がある。急ぎの用事なのだろうが、店員としていい気はしないものだ。
レジで新札を要求する客に「ここは銀行じゃありません」
ネットでは、他にもレジで客にされて苛立ったことの書き込みが多く見られる。
「お金を投げるお客さんがいます。 神社かよ……と、つぶやいちゃったりします」
「商品をレジに通しているときにスマホをいじっていたり、連れとしゃべっていたり……そしていざお会計ってなったらバックをあさって財布捜し。いやー財布が必要ってわかってるんだからちゃんと準備してよ!!」
「お釣り5千円札の時に『新札ないの?人にあげるから綺麗なやつ欲しいんだけど』とか言ってくるババァいた。ここは銀行じゃありません」
そのほかにも、カゴへの商品の入れ方に注意してくる客、会計途中で商品を取りに行く客、レジで商品の袋詰めを要求する客など、困った客は結構いるようだ。
一方で、冒頭の投稿者の女性は自身のツイッターで、客の「神対応」も紹介している。クレジットカードの支払い回数を予め言ったり、レジ袋必要カードを店員が取りやすいように置いたり、店員に対して配慮ある対応をする客を快く思っているようだ。
あるネットユーザーは「会計後にお礼を言ってくれるとレジでの疲れとストレスが吹っ飛びます」と書いている。店員と客は本来上下関係はない。お互いに気持ちよく買い物ができるよう、ちょっとした気遣いをし合いたいものである。
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