体温調節というとエアコンをイメージするが、「もっとコンパクトで個人利用できる温度管理システムがあればいいのに」なんて思ったことはないだろうか。
本格的な夏が近づきつつある今はちょっと時期はずれな話題ではあるが、
腕に巻くだけで体を温める、「Sola」という“アームバンド型ウェアラブルヒーター”が
クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を受け付けている。冬が来る前にローンチしたい意向だ。
・アームバンド型のウェアラブルヒーター
「Sola」は、
上腕に装着するアームバンドのような形状をしていて、
ヒーター本体部分と、
ストラップ部分で構成される。
ストラップ部分は丈夫でフレキシブルな合成ゴム“ネオプレン”でできている。しなやかでどんな人の腕にもしっくりなじむ。
マジックテープが付いているので、装着もラクラク。鍵を入れるポケット付き。
・センサーがユーザーの体温を検出し、自動で温度を調節
ヒーター本体部分は、
医療用レベルのシリコンケースになっていて、
LEDインジケーターと充電用の
USBポートがついている。
オレンジ色になっているときは、ヒーターが作動中ということを示す。
「Sola」は
デュアル温度センサー、独自のアルゴリズムを搭載している。
ユーザーの体温を把握し、それに合わせて適切な熱量を放出し、
最大で0.2度、深部体温を上昇させるという。
・電気代の節約にも!
一見するとちょっとの温度差のように思えるが、明らかに
体感温度を変化させ、体全体が温かくなるという。
そのときの体温に合わせて自動で調節してくれるので無駄がない。
部屋のエアコンの温度設定を上げなくてすめば、
暖房費の節約にもなるはずだ。
順調にいけば、今年の11月に提供開始を予定している「Sola」。早期予約価格は119ドル(約1万2100円)~。
Sola