桑田佳祐が新曲『ヨシ子さん』についてラジオ番組で「紅白に出られない」と言及した。同日放送された『THE MUSIC DAY』で同曲を披露したばかりで、そのパフォーマンスを振り返って不安がよぎったようだ。
7月2日のラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』(JFN系列)でパーソナリティーを務めた桑田佳祐。ほんの10数分前に『THE MUSIC DAY 夏のはじまり。』(日本テレビ系)で収録にて6月29日発売したニューシングルから『大河の一滴』と『ヨシ子さん』を披露したばかりだ。同番組用のスペシャル演出だったという。
桑田はその『THE MUSIC DAY』について「我々も出させていただきましたが、気色が悪いというか、イイんですかあれ?」と自虐的に振り返った。なかでも“ヨシ子さん”をイメージしたと思われるダンサーの姿を「白無垢パンダ」と呼んでいるが、彼女のキャラクターが『ミュージックステーション』で披露したときよりも強烈になっており、センターの上段(たこ焼きの暖簾の上)という最も目立つ立ち位置になっていた。
リスナーからも早速ファックスが届き「『THE MUSIC DAY』、大河の一滴にしびれました」との感想に桑田は「ガクッ」と反射的に肩を落とした。その一方で「ヨシ子さんのパフォーマンスに酔いしれてます」とあれば「おおっ~」とテンションが上がる具合で、シングル表題曲でもある『ヨシ子さん』への思い入れはことさら強いようだ。
『THE MUSIC DAY』では司会の羽鳥慎一と進行の徳島えりかアナウンサーが桑田佳祐のパフォーマンスに「いやー! 桑田さんワールドですねー」「全開でしたね!」「面白かったです!」と絶賛していたが、その言葉から『ヨシ子さん』への感想だと分かる。