2016年F1オーストリアGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは2位だった。
■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=2位
F1でキャリア2度目のポディウムに上がれて、最高の気分だ。クルマもタイヤも期待どおりの働きをしてくれて、良いレースができたと思う。スタートで何台かをオーバーテイクして、彼らといいバトルができた。あれは本当に楽しかったね。
それ以降は主に単独走行のレースになり、終盤はキミ(・ライコネン)がかなりのペースで追い上げてきたが、何とか最後まで抑えきることができた。3位だと思っていたので、急に2位になったのには驚いた。でも、最終ラップで順位がひとつ上がったのは単純にうれしかったよ。
セーフティカーが出たことでずいぶん助かったのは間違いないし、そのおかげで戦略をうまく生かせたと思う。最後はキミのプレッシャーに対処する必要があったけど、ただミスをしなければいいだけのことで、今日はそれをうまくやりとおせた。フィニッシュまでトラブルは何もなかった。あえて言えば、トラフィックに引っかかったときにタイヤが冷えて、ちょっとトリッキーになったくらいだ。
今季のためにハードワークを続けてきたことが、こうしてポディウムフィニッシュにつながっているわけで、2017年に向けての見通しが明るいのは間違いない。そして、来週のシルバーストンでも良いレースができそうだ。僕らのクルマは、シルバーストンのようなコースを得意としている。ここでこれだけ戦えたのだから、来週にも明るい見通しを持てるはずだよ。