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欅坂46、初主演ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』会見 “一番疑わしいメンバー”は渡辺梨加?

2016年07月04日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

欅坂46

 欅坂46のメンバーが初主演を務める土曜ドラマ24『徳山大五郎を誰が殺したか?』(テレビ東京系)の製作記者会見が7月3日、某所にて開かれた。


(関連:欅坂46 長濱ねるを含めた2ndシングル選抜メンバー発表 平手友梨奈「いろんな方を勇気づけたい」


 同作は欅坂46メンバー演じる生徒たちが、ある朝突然教室に横たわっていた担任教師の遺体を隠してしまうことから始まるミステリー&コメディ学園ドラマ。また、主題歌に欅坂46の2ndシングル曲「世界には愛しかない」の起用も決定している。


 この日の会見には、欅坂46の2ndシングル選抜メンバー21名が登壇。まず、役どころと意気込みについて聞かれた平手友梨奈は、「『サイレントマジョリティー』のような雰囲気を持った、意志の強い女の子を演じています。欅坂46全員での主演ということで、いい作品にしたいと思っています」とはっきりコメントし、2作連続でシングル曲のセンターを務める風格をみせた。


 続けて、生徒内のグループでリーダー役を演じるメンバーへの質問が行なわれた。体育会系グループのリーダー役である守谷茜は、役どころと普段の自分を比較し「体育会系や負けず嫌いなところは自分に似ている。違っている点は、リーダーシップがとれるというところ。私は小心者なところがあるので、グループを仕切るのは抵抗があります。(しかし、今は)リーダーのような行動をとれるように心がけている」とコメントし、初主演について「全員で初主演をさせていただくことが本当にうれしくて。撮影で難しいところがあってもみんなで乗り越えられるのですごく楽しいです」と前向きな姿勢をみせた。


 優等生グループのリーダー役・菅井友香は自身の役について、「しっかり者で強そうにみえて実は強くないという、人間味のある役。初めて学級委員のバッジをつけていただいたときは、実際に務めたことがなかったのでとてもうれしくて、他のメンバーにみせて回ったりしました」という微笑ましいエピソードを披露。演技については「初めてだったので壁にぶつかったりもしましたが、監督さんをはじめ製作のスタッフさんがとても熱心に指導してくださって。私もそれに応えられるように、自分がいただいた役をものにできるよう頑張っていきたいと思います」と、スタッフへの感謝の思いを交えながらコメントした。


 美意識の高いおしゃれグループのリーダー役・渡邉理佐は、「(普段の)自分はリーダーより誰かについていくタイプなので、この役が難しいと思ったけど、せっかく与えていただいた役なので、自分とは別の女の子を想像しながら演じています」とコメント。体育会系グループのリーダー・守谷の片腕という役どころの志田愛佳は、「あまりでしゃばらないクールな役。ときどき話す一言がグループに大きく影響したりするという面もあります。意気込みは、演技が初めてなのでテレビを通して見てくださる方に伝わる演技をしたいと思っています」と意気込みを語り、優等生グループのひとりである今泉佑唯は、「私は元気でおっちょこちょいな役柄。普段の自分の性格とすこし似ている部分があるので、演技をしていてすごく楽しいです」とコメントした。


 終盤、司会を務めた紺野あさ美アナウンサーが渡辺梨加を指名して「撮影は楽しいですか?」という質問を投げかけると、渡辺は「楽しいです。私(の役)は不思議なキャラクターなので、普段にはない不思議なセリフを言えるのが新鮮で楽しい」とすこし恥ずかしそうに語り、「普段のご自身と比べていかがですか?」との質問には戸惑いをみせる一幕も。代わりに問いかけられたメンバーのなかに複数うなずく姿があり、会場に笑いが起こった。


 最後に、犯人が誰なのかを知らずに撮影を行なっているという欅坂46にむけて、「あやしいメンバーを指差してもらえますか」というお願いが投げられると、一斉に指を差しあうメンバーたち。一番多くのメンバーに疑われたのは、“不思議キャラ”の渡辺梨加。渡辺はリアクションに困りながらも「違うと思います……」と現時点では犯人であることを否定し、会見は終了した。同ドラマの初回放送は、7月16日土曜深夜0時20分よりオンエア予定だ。